コンセプト

弊社の離床センサー及び徘徊報知器は、全国の病院・施設で高い評価を得て参りました。
これらのノウハウを基に「地域ケア」特に在宅ケアを総合的に支援する「高齢者ケア包括支援システム・TASCAL（たすかる）」を開発し製品化いたしました。
今後、国内では、世界に類を見ない高齢化と高齢者数の増加、そして急増する軽度認知症高齢者、更に介護従事者不足の対策と共に「高齢者の自立支援、 介護者の負担軽減」など高齢社会における重要課題が山積しています。
「たすかる」は、この重要課題改善の具体策として製品開発したものであり、システムは、映像・音声と複合通信機能を持つ、①『 見守り介護ロボット ケアロボ 』と、 高機能離床センサー・徘徊センサー・認知症ケア製品・多機能呼出スイッチ等を無線通信で結合した、②『 ケア製品包括ネットワーク』及び、③携帯電話・複合無 線通信で構成するシステム製品として地域高齢者ケアを包括的に支援するもので、特に24時間対応の「定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービス」において機能を最大に発揮する製品です。
更に「たすかる」はサービスの状況、種類、規模等に合わせて機器を自由に組合せ・選択・追加ができるため、ニーズに合わせた効率の良い運用が可能です。
高齢者が住み慣れた地域で安心して生活を継続するには、ケアの仕組みと共に高齢者を支援する製品（機器・用具）の役割が大変重要です。
「サ高住」等におけるケア、または、地域の在宅高齢者をネットワーク化して「機動的かつ包括的」なケアを実施するにあたり、すぐに使える製品として役立つと確信しております。

※「サ高住」はサービス付高齢者住宅の略です。