「絶対抑制はしない」その方針を支える
もう一人のスタッフeライブ
介護老人保健施設 楽陽園
コンプリートセット20台
認知症専門施設が抱えていた課題
eライブを導入する前、どのような課題を抱えていましたか?
当施設は認知症専門で、比較的重度の方が多く入所されています。課題だったのは夜間の見守り体制です。夜間は1フロア約35床に対して職員は2人のみなので、どうしても一人ひとりを十分に巡視することが難しく、転倒・転落をして骨折につながるケースも少なくありませんでした。当施設は「絶対に抑制はしない」という方針です。その中で事故を防ぐため、転倒リスクの高い方については夜間のみ職員の目が届きやすいエリアで見守る対応を行っていました。本来であれば居室でゆっくり休んでいただくべき利用者さんに、十分な環境を提供できていなかった、これが課題でしたね。この状況をどうにかするために、見守りシステム導入を検討し始めました。
数ある見守りシステムの中で、eライブを選ばれたのはなぜですか?
居室に設置されているケアロボカメラ
理由は2つあります。カメラが付いていることと、外部ネットワークに依存せず使用できることです。カメラ機能に関しては、夜間の見守り体制改善のためには絶対条件でした。そして、クラウド型ではなく周りの通信環境に左右されないオンプレ型のシステムという点も合わせると、eライブは当施設にぴったり合う見守りシステムだったからです。
欠かせない存在
施設を支える基盤となったeライブ
eライブ導入後、課題であった夜間の見守り体制は改善されましたか?
eライブを設置している実際の居室。カメラは据え置きしている例
これまで夜間の見守りのために居室以外で対応していた利用者さんを、eライブ導入台数分だけ本来の居室に戻すことができました。やはり部屋で寝るのが一番ですよね。居室であればプライバシーも守れますし、周りの音や明かりに影響されることもありません。結果として、利用者さんの睡眠の質の向上につながっています。
職員には何か変化がありましたか?
詰め所にはキャスターに取り付けたタブレット、職員は各自スマホも持ちeライブを確認
変わりました。職員からの声として一番多いのは夜間の巡視が楽になったということです。以前は1時間おきに全室を回っていましたが、今は動かずにカメラで居室の様子を確認し、必要な場合のみ訪室しています。効率的な巡視になり職員の負担は少なくなりました。
削減された巡視時間を今はどう使われていますか?
ケアプランの評価や会議資料の作成など、これまで時間外でやっていた仕事を時間内にできるようになっています。現場の職員からは「もっとeライブの台数を増やしてほしい」そんな声がよく上がってきます。それだけ現場も助かっているという証拠だと思います。
転倒転落事故への影響はいかがでしたか?
日中・夜間を含めた全体の転倒・転落事故件数が0になった月がありました。これは今まで一度もなかったことです。特に事故が起きやすい夜間において、eライブで利用者さんの動きを事前に把握できるようになったことが大きいと感じています。この効果を受けて、現在では入所相談の段階で、転倒転落リスクの高い方については「eライブに空きがあるかどうか」で入所していただけるかを判断しています。事故防止の面で、欠かせない存在になっています。
映像が変えた
職員教育とケアの質
カメラの録画機能は使われていますか?
職員の教育に活用しています。ある職員がトイレに誘導しようとした際に利用者さんに表皮剥離を起こさせてしまったことがありました。その時にどんな誘導の仕方をしたのか、次からどこを改善すればいいのかを映像見ながら振り返りをしたことがあります。実際の映像を見られることで、より具体的な指導ができるので助かります。
カメラがあることで職員の意識も違いますか?
日中のフロアの様子
より丁寧なケアを心がけるようになっていますね。「見られている」と思うことによって、良い意味で緊張感をもって働いてくれています。
楽陽園様からの
メッセージ
eライブ導入を検討している施設・病院様へメッセージをお願いします。
私たちにとってeライブは「もう一人のスタッフ」であり、eライブ導入は人材を増やすのと同じです。関連施設には何度か紹介したこともあります。ぜひ一度使ってみて、気になる点があれば聞いていただければと思います。
- 施設名
- 介護老人保健施設 楽陽園
- 病床数
- 100床
- eライブ
- コンプリートセット20台
- 回答者
- 看護師長 香月さん