『夢のつれづれに』 - 私の願い -

No.105 最近の2つの話

投稿日:2025/12/15 投稿者:大西秀憲

最近のニュース映像で流れ、非常に違和感と抵抗を感じるので主観だが書いた。

話1.中国・抗日戦勝利80年記念式典のウソ
 「習近平皇帝」と「プーチン大統領」と「金正恩皇帝」が3人で仲良く集う映像が世界に流れた。
世界のワル3人が何を話そうと自由だが、ウソを云うのはダメである
曰く「我々3か国は日本との戦いに勝利した!」その偉大な80年の記念日を祝う!
ウソをつくな!
そもそも日本は「中国共産党軍」とは戦争をしていない!

日本が戦ったのは「支那事変」で国民党軍を率いる「蒋介石」と戦ったのだ!
しかも中国共産党が作った「中華人民共和国」の建国宣言は1949年であり、日本の敗戦から4年も後のことだ。
共産党軍(当時は八路軍と云った)が戦ったのは蒋介石の国民党軍である。
そして八路軍が勝利した・・・それで蒋介石は台湾に退避して「中華民国」の拠点としたのである。

共産党軍の勝利の大きな要因は二つある。
1つは1945年8月に「大東亜戦争」に敗れた日本軍の最新鋭・大量の武器・弾薬を八路軍が手に入れたことだ。
日本軍は支那で「武装解除」され、大量の武器弾薬や軍需物資を現地で放棄させられた。
それを共産党軍が全てタダで手に入れた。
その武器で国民党軍と戦い、勢いをつけた共産党軍=八路軍が勝利したのである。

二つ目は、多くの日本兵と従軍看護婦が現地に残り、八路軍で指導的な立場で援軍したことである。
従って、勝利した八路軍(共産党軍)は本来、日本人に「足を向けて寝られない!」のである。
よって、現在の中国共産党指導者が「抗日戦勝利!」などと叫ぶのは非常にナンセンスなのである!

更に、プーチン率いるロシア(ソ連)は何をしたか!
日本の敗戦が濃厚になったのを見て、日本との条約を一方的に破棄して攻めてきたのである。
ロシア兵得意の「虐殺・略奪・強姦」の限りを尽くし「中国残留日本人孤児」の元を作ったのだ。
さらに北海道をロシアの領土にしようと侵攻して、まず「北方四島」を占領して現在に至るのだ。
従って、火事場泥棒のロシアが「抗日戦勝利」は! どの口が言うのか!あきれ返る。

もう一人の参加者「金正恩皇帝」は話のはしにも乗らない!
日本は朝鮮と戦争はしていない!!
当時の朝鮮は「日韓併合」により、日本であった!
日本は、中世の状態だった「李氏朝鮮」を一人前の国にすべく「国としてのインフラ造りと教育」を無料で行った。
即ち「製鉄所、発電所、重工業、道路、鉄道、港湾、病院、学校、文化施設」等々、多岐にわたる。
要するに日本が行う以前、李氏朝鮮には「近代的な物は全く何も無かった」のである。
金正恩が3代目皇帝となる北朝鮮は、日本の敗戦後に出来た国である。
よって、金正恩が「抗日戦勝利!」などと叫ぶのは、何をバカなことを!!と云う話である!

中華人民共和国(略して中国)は40~50年前には、こんな事を全く云わなかった。
戦後80年経って、当時の事を知る日本人が段々亡くなって、事実を知らない日本人が多くなったので言っているのだ。
しかも悪の枢軸3人が集まって勝利記念をやるのだから無茶苦茶で、こなると何でもありである!

話2.マクロン・周会談のウソ
「習近平皇帝」と「フランスのマクロン大統領」が会談してメッセージを出した。
曰く「我々戦勝国は!・・・」と云った・・・つまりフランスと中華人民共和国は第二次世界大戦の勝利国だと云った。
戦勝国とは何の事か?
2人で何を言っても良いが「ウソはいかんぜよ!」皇帝さん

1949年に建国宣言をした中華人民共和国が、なぜ?第二次世界大戦の戦勝国なのだ! いつそうなったのだ?
第二次世界大戦が終わったのは1945年である。
つまり中華人民共和国(略して中国)は第二次世界大戦を戦っていない!! ・・・ウソをつくな!
戦ったのは「中華民国(今の台湾政府)」である。
・・・だから極東(東京)軍事裁判の判事の一人として中華民国からも加わったのだ。

やがて中華人民共和国が隆盛し、執拗な裏工作をした結果、国際的に中華人民共和国を認める国が続出した。
そのようにして、台湾の中華民国(中国)と大陸の中華人民共和国(中国)が、国際的に入れ替わったのだ。
そして国際連盟では中華人民共和国が台湾に代わり5大国の一つ「中国」となった。
確かに中華民国(台湾)は日本と戦ったが中華人民共和国は戦わずして「戦勝国」の仲間になった。

第二次世界大戦の終了前1945年3月に、米・英・ソ連が戦後の仕組みとして考えたのが「国連」である。
日本では国際連盟と云うが、正しくは「戦勝国連合(英語でUNという)」である。
そして戦勝国が世界を牛耳るために作ったのが「5大国制度」である。
200ケ国が、いくらゴジャゴジャ言おうが、最後に5大国の1つが「ノー」と云えば、すべてパーになる!
それを「拒否権」と云う。

戦後できたUNに5つの特別の国(戦勝国)として、米・英・仏・ソ連・中華民国を定めた。
フランスは早々とドイツに負け、全く戦争では役立たずだったが、イギリスの「情けで」戦勝国となった。
そして欧米以外にアジアからもと云う事で、日本と戦った「蒋介石」を加えたのである。

フランスのマクロン大統領は、大きな顔をして「戦勝国」とは言えない!
戦争をするとドイツにすぐに負けてボロボロになり、イギリスとアメリカに助けられて生き延びた。
第二次世界大戦のヨーロッパ戦線では全く役立たずで、イギリス・アメリカの足手まといだった。
しかし、戦後の話し合いで何とか仲間に加えてもらって「戦勝国の一つ」になれたのである。
従って、威張って!「フランスは戦勝国だ!」とは、恥ずかしくて言えない国なのである。

その2カ国が会って「我々 戦勝国は!」と云ったのだから「開いた口が塞がらない」のだ!
戦後80年経ち、知る人が少なくなったのを良い事に、本当によく言うよ!
しかし、日本の若い人達の中には、これらを信じる人が居るかも知れないのが、非常に怖い!!

こんな世界の輩を相手にするのだから、日本の指導者は大変だナ!!

モノづくりの原点…それは「人と社会を結ぶ応用技術」

応用技術で暮らしを支えるモノづくりを。
応用技術で暮らしを支えるモノづくりを。
応用技術で暮らしを支えるモノづくりを。
応用技術で暮らしを支えるモノづくりを。