
No.98 『 凄い3偉人の天国対談 』
投稿日:2025/02/04
世界史に名を遺す凄い偉人3人が天国で対談した。
通常は中々語られない「私生活の部分」を赤裸々に聞きたいのが主旨である。
何しろ歴史上偉大な3人故、対談は長時間になったが「興味ある部分」だけを抽出したのが以下の対談内容である。
登場する偉人は「ソクラテス、モーツアルト、トルストイ」の3人である。
話をスムーズに進めるため、対談の司会・進行は「いま、お騒がせ度トップのMC(居中 広正)」が担当した。
・・・さすがに対談の場には、居中お好みの「女子アナ、女子タレ、女優、女子大生」などはいなかったようだ。
「MC」
皆さん本日は「遠い遠い所」から「凄すぎる3人様」がご参集頂きまして誠にありがとうございます。
今日の対談のテーマは皆さんの仕事に関することでなく「ご家庭内のプライベート」な部分の赤裸々なお話です。
言いにくい部分もあるかと思いますが「もう時効」もすっかり過ぎていますので「本当の話」を聞きたいです。
(こう言う私が「何もお話しせずに突然この世界から消えた」ので、説得力がないのは承知の上ですが・・・
いいかげんな人間にしか、こんなビッグ対談のMCはできない!と自負してるので、悪しからずご理解下さい)
さて、本日お聞きしたいことは「娑婆に洩れ伝わっている」皆さんの「奥様」のお話です!
真実かどうか? 皆さんに共通したことは奥様が「もの凄い悪妻=世界3大悪妻」だったと云う噂です。
噂は本当なのでしょうか?
では、天国暮らしが一番永い「ソクラテスさん」にお聞きします
ずばり、ご家庭内で「一番嫌だったこと」は何ですか?
「ソクラテス」
それはネ、妻が「私に、偉そうにボロクソに言う」ことだった。
毎日のことだから少しは慣れたが、結局死ぬまでそれが続いたのが私には一番辛かった・・・私にもプライドがあった
それからネ、家事や料理ま全くせず、掃除も片付けもしないので「家中ゴミの山」だったんだ。
だから私の限度を超えると「自分で整理整頓・片付け・掃除」をしていたヨ!
本当、これには耐えられなかったネ!
「MC」
やはり歴史の噂は本当だったんですね! 例えば、どんなこと言われたのですか?
「ソクラテス」
妻がいつもガミガミ云うのは、またシャツを「逆に着てる!!」、あんたは「バカ」か?
そんなこともできん人が「何が哲学者や!」 独り言云いながら散歩するヒマがあったら「買い物に」行って来てよ!
もう!「またこの靴で」畑に入ったんか! 土だらけじゃないの! いつも、いつも私に靴磨きさせて!
「わたしゃ家政婦か!」 などなど
「MC」
天下の偉大な哲学者に「そんな酷い事を言う」のですか?
ではなぜ「嫁教育」をしなかったのですか?
「ソクラテス」
嫁教育はしましたよ! 1万回位同じことを言いましたよ!
でも「そのたびに妻が切れる!んですよ」、切れたらどのぐらい怖いか!!・・・しかも、云う内容は支離滅裂ですヨ
私は「そんな低次元なことに対応するのが嫌で!嫌で!」次第に云わなくなったのです
ここで、モーツアルトが横から「私と同じだ!」と云い、トルストイが「何度も頷いた」。
「MC」
では、さっき同意発言された「モーツアルトさん」にお聞きします
偉大な音楽家で、経済的にも恵まれ「理想的な結婚生活」だったと思うモーツアルトさんにも悩みがあったのですか?
「モーツアルト」
あったも何も!私は「家に帰るのがイヤだった」、とにかく「妻が小うるさい」からだ!
私は結婚生活中「妻の手料理は食べたことが無い」のだ! そして妻が掃除をしているのを見たことがない!
また、妻は「私の才能を全く理解せず」、その辺りの肉体労働者と同じように見ていた。
「ピアノがうるさい!」と喚き散らしたり、とにかく私の音楽創作の邪魔ばかりしたんだ!・・・楽譜を破ったことも!
そして「もの凄い浪費癖があり」そのために「家計は火の車」だったのだ!
私は名が売れて「かなりの稼ぎ」があったが、実は私自身「小遣いにも困っていた」んだ・・・
・・・それで私はあちこちの知り合いに「お金を借りまくっていた」んだよ!
(家庭がイヤで、私は「バクチ」にのめり込み、カジノで「いいカモ」にされて、絶えず金に困っていたのは事実だ)
私は早く死んだが「死を早めた原因」は妻だった・・・
妻は、私が死んでも「それなりの葬式なし」で共同墓地に入れた・・・だから「私の遺体は行方不明」のままなんだ!
更に妻は、私が死ぬのを待っていたかのように、大切にしていた「楽譜を売りまくり」巨万の富を手にしたんだ!!
そして、すぐに愛人だった「デンマークの外交官と再婚」してしまった・・・
その時、トルストイが横から「そっくりだ!」私も同じだったと割り込んだ。
「MC」
では、云いたくてウズウズしていた「トルストイさん」に伺います。
世界史に残る偉大な作家だったトルストイさんの私生活を教えて下さい。
「私生活=家庭=妻」の中で、どんな不満があったのですか?
我々から見ると、文学者として「理想的な素晴らしい家庭」だったと思っていましたが・・・
「トルストイ」
とんでもない! 私にとっては最悪の私生活だったヨ! 「ああ イヤだ! 思い出したくもない・・・」
現に、私は家に帰るのが実にイヤでネ! ほとんど「旅行」ばかりしていたんだ
「MC]
信じられませんネ! 色々あるらしいですが、何が一番イヤだったのですか?
「トルストイ」
ここの天国の楽しさに比べ、思い出すだけでも「おぞましい!」が、この際全部しゃべるヨ!
とにかく私の妻は「グタグタと小うるさい」のだ!
あなた!!「手洗い石鹸」と「洗顔石鹸」の区別も出来ないの! よくそれで「文学者」と云えるネ! とか
「服装がだらしない!」とか「髭もそらず、頭もボサボサ!」、何でそんな人が偉大な作家なのヨ!とか
「メシだけ黙って食って!」「会話もせず!」、毎日毎日「メシごしらえ」と洗濯ばかり、「私は家政婦か?」と云う。
私は、執筆が一段落したら「居間でゆっくりと休みたい」が、ガミガミ云われて「余計に疲れる始末だった」
私の創作活動を少しでも理解して、「癒しの空間」で、明日の創作への活力を与えるような役割が妻のはずだった。
ところが「現実は全く真逆」で、私の特殊な能力など頭から無視して、まるで肉体労働者と同様に扱ったのが私の妻だ。
このとき「モーツアルト」がそれは私も同じだ!と大きな声で言った
さらにトルストイは続けて、私が最もイヤだったのは「人と比較して羨むこと」だった、と云った。
「どこどこの友達の家は、よく家族旅行に行く」とか「よく一緒に買い物に行く」とかを連発して、私に言い募るのだ!
また「〇〇さんの家では家事も分担している」のに「あなたは何もしない!」と嫌味を云うのだ!
とにかく、そんなことばかりを聞かされるのが嫌で「私は創作に没頭」して、それで生まれたのが「人生論」なのだ!
この時「ソクラテスとモーツアルト」の二人が同時に声を揃えて「それは私も同じだ!」と云った。
「MC」
皆さん、よくそれで人生・自暴自棄にならずに自分の仕事を続けられましたネ! それが立派です!
・・・私が不思議なのは「そんな酷い嫁なのになぜ?皆さんは離婚しなかったのか?」です
こころが癒されない家庭環境と、劣悪な夫婦関係の中で「何が仕事継続」を支えたのですか?
「トルストイ」
それは「人間に対する好奇心」でした。
とにかく私は「人間と云うものを知りたかった」のです!
・・・だから私は「離婚」と云うくだらない事に貴重な時間とエネルギーを使いたくなかったのだ!
だが、もし私がアメリカの「トランプ」のように財力があれば、彼(3人目の妻)と同じようにしていたヨ
「ソクラテス」
何が私を支えたか?それは「人間の本質が知りたい」一念でした。
この私の思いの前には、妻の愚痴なぞ「いつも聞こえる雑音」のようなものでした。
だから私の思考回路には妻は無く、目には見えるが「存在は無視できた」から、離婚なぞ、どうでもよかったのだ。
(現実には妻が納得する離婚料が無かったのだ)
これが「私の思想に磨きをかけた」のだから、人間何が幸いか?分からない・・・シナでは「塞翁が馬」の諺がある。
「モーツアルト」
私の支えは「美しい音楽を創作する使命感」だったヨ!!
誰も作っていない美しい曲を自分が作るんだ!と云う、好奇心と使命感が合わさった思いだった。
この邁進の前には、妻の愚痴や小言などは「実に小さい事だ!」と自覚したのです。
もし、妻が良妻賢母で、私が家に帰れば「癒される」女であったなら、私は作曲に打ち込んでいなかったかも知れない。
そうだったら私は幸せだったろうが、世界的名曲が無かったから人類は不幸だった、と思うヨ!!
「MC」
皆さん3人の話を聞くと、共通点は「悪女・悪妻」だったのですネ
ところで皆さんは、遠く離れた人間界の娑婆・下界から「天国」に時々聞こえてくる声を耳にしていますか?
その中でも、特によく耳にするのが、人間界の「日本と云う国」からのものです。
現に今、私居中は人間界で無茶苦茶に悪人視され、「溝に落ちた犬は叩け!」とばかり、寄ってたかって袋叩きです。
この時3人から「それ!聞こえているヨ」、あんたが悪いんだろ!の声
「MC」
日本と云う国からの声で、近年急に多くなったのが「女性をヨイショする声」ですネ
曰く「これからは女性の時代だ!」とか「女性活躍社会!」だとか「男女共同参画」の華々しい声があります
「女性管理職や重役」が少なすぎる! もっと増やせ! とか、女性議員が少なすぎだ!もっと増やせ!など賑やかだ!
皆さんは、娑婆から独立した「ここ天国」で、これらの賑やかな声を聞いてどう思っているか、お聞かせ下さい
「モーツアルト」
私は、そんなことどこの誰が言っているのか? 漫談か? 冗談ではないのか?と思い、聞き捨てているヨ
もし本当なら、そんなことをすると「不幸な男」を作るだけだ! 男が不幸なら「家庭も妻も不幸になるのだ!」
誰もが不幸になるようなことをするのは「社会を破壊する」だけだ!
女がしゃしゃり出て不幸な男を作るのは「私だけで十分だ!」この天国に来て、それが良く分かったヨ!
「トルストイ」
女の時代とは?どういう意味なのか?私には理解できない! 理路整然とした説明がないから分からないヨ
それはネ! 世の中に良く居る「太鼓持ち」のような男が「受けを狙って女をよいしょ!」しているだけだと思うヨ!
聞くところによると日本と云う国は、平和で平和で退屈だから「そんな眠たいこと」を云ってるんじゃないかネ
私が望むのは「良妻賢母」で、夫に徹底的に尽くす妻だヨ!
今度また人間に生まれることができたら私は「理想の妻女」を探すヨ!
それが「人間の唯一の幸せなんだ!」、つまり、男と女には「天が定めた役割分担」があるのだ!
私は生まれてきて「それだけが分かったんだ!」と云った。
この時、ソクラテスとモーツアルトが口を揃えて「あなた!いい事をおっしゃるネ!」、「私もそう思う」と大声で云った。
そしてソクラテスが付け加えて「あなた!哲学者になれば良かったのに!」と云ったので「一同大笑い!」
「MC」
では最後にソクラテスさんにお聞きします
「ソクラテス」
お二人とも相当「妻では苦労」されたようですが、なぜ「日本の人間界」では、それが分からないのでしょう?
娑婆の日本で、女は今でも十分過保護なのに、更に女を手厚く、祭り上げる必要がどこにあるのでしょう?
女は「女自身を知れ!」と私は云いたい! 女の社会を作ったら、「それを壊すのは女」なのだ!
つまり「女の敵は女」であり、女中心の社会では凄まじい内紛が待っている! そんな社会にしたらダメなのだ!
人間界で歴史に残る仕事をする男には、それを理解して「夫に献身的に尽くす妻」が必要なのだ!
「女の役割はここにある」と私は経験と苦労から思うのだ。
ここで「トルストイとモーツアルトから」同時に「その通りだ!」の声が上がった
「MC」
人間の本質を突く貴重なお話を興味深くお聞きしました、本当はエンドレスで様々な話をお聞きしたいところです
しかし、そろそろ天国ルールの「おひらき時間」が参りました。
・・・実はジフテレビに習って、今日は「カメラを回していません」ので、映像・音声で振り返れません
つきましては、最後に皆様から「ここ一番、思いのエキス」を「娑婆に向けて」発信して頂きたいと思います。
「MC」
では、先ず「ソクラテス様から」どうぞ。
「ソクラテス」
優しい女を妻にしたら「幸せになれる!!」、悪い女を妻にしたら「哲学者」になれる。
私は本当は「幸せに」なりたかった・・・それが・・・
「MC」
続いて「モーツアルト様」どうぞ
「モーツアルト」
妻よ!お願いだから「洗濯や、掃除や、食器洗い! など」しょうもない事を私に求めないでくれ!
作曲に集中させてくれていたら、私は今頃「宇宙的大作曲家」と呼ばれただろう。
そしたら「ショパンやベートベン」の上に評価されたはずだ!
6歳のころから神童・天才の名を欲しいままにした私が、葬式も無く遺体も捨てられた! こんな情けない事があろうか?
全て私が選んだ「悪妻」による結果である・・・私に「女を見る目が無かった」のだ、自業自得だろうか・・・
だがこの様な悲惨な生活の中で私が作曲した「アイネクライネ」は自信作だ! ぜひ皆さんも改めて聞いて欲しい!!
「MC」
では締めくくりとして「トルストイ様」どうぞ
「トルストイ」
いつも「一人で旅行に出たら」ほっとしたよ! 私は天国に来て「生き返った!!」ようだ!
天国は本当に良い所だ!!
私は臨終の直前「妻を私に近づけるな!」と皆に云った。
この一言だけで、どんな妻だったか「良く理解してもらえると思う」のだ・・・
正しい結婚生活を送るのは良いことだ! しかし、更に良いのは「全然結婚しない」ことだ!
「悪妻と云う現実から眼をそらしたことで、私は「人間の本質」からも眼をそらした! それが今でも悔やまれる・・・
しかし私が修羅場の様な中で書いた「アンナ・カレーニナ」や「人生論」は天国でも読んでいる、皆さんもぜひご一読を!
「MC」
凄い3人の話を聞きました。
皆さんの「奥様」はどうですか?
なんなら、今からでも哲学者になりますか?
・・・天国特設スタジオからの対談でした。
ではさようなら!
通常は中々語られない「私生活の部分」を赤裸々に聞きたいのが主旨である。
何しろ歴史上偉大な3人故、対談は長時間になったが「興味ある部分」だけを抽出したのが以下の対談内容である。
登場する偉人は「ソクラテス、モーツアルト、トルストイ」の3人である。
話をスムーズに進めるため、対談の司会・進行は「いま、お騒がせ度トップのMC(居中 広正)」が担当した。
・・・さすがに対談の場には、居中お好みの「女子アナ、女子タレ、女優、女子大生」などはいなかったようだ。
「MC」
皆さん本日は「遠い遠い所」から「凄すぎる3人様」がご参集頂きまして誠にありがとうございます。
今日の対談のテーマは皆さんの仕事に関することでなく「ご家庭内のプライベート」な部分の赤裸々なお話です。
言いにくい部分もあるかと思いますが「もう時効」もすっかり過ぎていますので「本当の話」を聞きたいです。
(こう言う私が「何もお話しせずに突然この世界から消えた」ので、説得力がないのは承知の上ですが・・・
いいかげんな人間にしか、こんなビッグ対談のMCはできない!と自負してるので、悪しからずご理解下さい)
さて、本日お聞きしたいことは「娑婆に洩れ伝わっている」皆さんの「奥様」のお話です!
真実かどうか? 皆さんに共通したことは奥様が「もの凄い悪妻=世界3大悪妻」だったと云う噂です。
噂は本当なのでしょうか?
では、天国暮らしが一番永い「ソクラテスさん」にお聞きします
ずばり、ご家庭内で「一番嫌だったこと」は何ですか?
「ソクラテス」
それはネ、妻が「私に、偉そうにボロクソに言う」ことだった。
毎日のことだから少しは慣れたが、結局死ぬまでそれが続いたのが私には一番辛かった・・・私にもプライドがあった
それからネ、家事や料理ま全くせず、掃除も片付けもしないので「家中ゴミの山」だったんだ。
だから私の限度を超えると「自分で整理整頓・片付け・掃除」をしていたヨ!
本当、これには耐えられなかったネ!
「MC」
やはり歴史の噂は本当だったんですね! 例えば、どんなこと言われたのですか?
「ソクラテス」
妻がいつもガミガミ云うのは、またシャツを「逆に着てる!!」、あんたは「バカ」か?
そんなこともできん人が「何が哲学者や!」 独り言云いながら散歩するヒマがあったら「買い物に」行って来てよ!
もう!「またこの靴で」畑に入ったんか! 土だらけじゃないの! いつも、いつも私に靴磨きさせて!
「わたしゃ家政婦か!」 などなど
「MC」
天下の偉大な哲学者に「そんな酷い事を言う」のですか?
ではなぜ「嫁教育」をしなかったのですか?
「ソクラテス」
嫁教育はしましたよ! 1万回位同じことを言いましたよ!
でも「そのたびに妻が切れる!んですよ」、切れたらどのぐらい怖いか!!・・・しかも、云う内容は支離滅裂ですヨ
私は「そんな低次元なことに対応するのが嫌で!嫌で!」次第に云わなくなったのです
ここで、モーツアルトが横から「私と同じだ!」と云い、トルストイが「何度も頷いた」。
「MC」
では、さっき同意発言された「モーツアルトさん」にお聞きします
偉大な音楽家で、経済的にも恵まれ「理想的な結婚生活」だったと思うモーツアルトさんにも悩みがあったのですか?
「モーツアルト」
あったも何も!私は「家に帰るのがイヤだった」、とにかく「妻が小うるさい」からだ!
私は結婚生活中「妻の手料理は食べたことが無い」のだ! そして妻が掃除をしているのを見たことがない!
また、妻は「私の才能を全く理解せず」、その辺りの肉体労働者と同じように見ていた。
「ピアノがうるさい!」と喚き散らしたり、とにかく私の音楽創作の邪魔ばかりしたんだ!・・・楽譜を破ったことも!
そして「もの凄い浪費癖があり」そのために「家計は火の車」だったのだ!
私は名が売れて「かなりの稼ぎ」があったが、実は私自身「小遣いにも困っていた」んだ・・・
・・・それで私はあちこちの知り合いに「お金を借りまくっていた」んだよ!
(家庭がイヤで、私は「バクチ」にのめり込み、カジノで「いいカモ」にされて、絶えず金に困っていたのは事実だ)
私は早く死んだが「死を早めた原因」は妻だった・・・
妻は、私が死んでも「それなりの葬式なし」で共同墓地に入れた・・・だから「私の遺体は行方不明」のままなんだ!
更に妻は、私が死ぬのを待っていたかのように、大切にしていた「楽譜を売りまくり」巨万の富を手にしたんだ!!
そして、すぐに愛人だった「デンマークの外交官と再婚」してしまった・・・
その時、トルストイが横から「そっくりだ!」私も同じだったと割り込んだ。
「MC」
では、云いたくてウズウズしていた「トルストイさん」に伺います。
世界史に残る偉大な作家だったトルストイさんの私生活を教えて下さい。
「私生活=家庭=妻」の中で、どんな不満があったのですか?
我々から見ると、文学者として「理想的な素晴らしい家庭」だったと思っていましたが・・・
「トルストイ」
とんでもない! 私にとっては最悪の私生活だったヨ! 「ああ イヤだ! 思い出したくもない・・・」
現に、私は家に帰るのが実にイヤでネ! ほとんど「旅行」ばかりしていたんだ
「MC]
信じられませんネ! 色々あるらしいですが、何が一番イヤだったのですか?
「トルストイ」
ここの天国の楽しさに比べ、思い出すだけでも「おぞましい!」が、この際全部しゃべるヨ!
とにかく私の妻は「グタグタと小うるさい」のだ!
あなた!!「手洗い石鹸」と「洗顔石鹸」の区別も出来ないの! よくそれで「文学者」と云えるネ! とか
「服装がだらしない!」とか「髭もそらず、頭もボサボサ!」、何でそんな人が偉大な作家なのヨ!とか
「メシだけ黙って食って!」「会話もせず!」、毎日毎日「メシごしらえ」と洗濯ばかり、「私は家政婦か?」と云う。
私は、執筆が一段落したら「居間でゆっくりと休みたい」が、ガミガミ云われて「余計に疲れる始末だった」
私の創作活動を少しでも理解して、「癒しの空間」で、明日の創作への活力を与えるような役割が妻のはずだった。
ところが「現実は全く真逆」で、私の特殊な能力など頭から無視して、まるで肉体労働者と同様に扱ったのが私の妻だ。
このとき「モーツアルト」がそれは私も同じだ!と大きな声で言った
さらにトルストイは続けて、私が最もイヤだったのは「人と比較して羨むこと」だった、と云った。
「どこどこの友達の家は、よく家族旅行に行く」とか「よく一緒に買い物に行く」とかを連発して、私に言い募るのだ!
また「〇〇さんの家では家事も分担している」のに「あなたは何もしない!」と嫌味を云うのだ!
とにかく、そんなことばかりを聞かされるのが嫌で「私は創作に没頭」して、それで生まれたのが「人生論」なのだ!
この時「ソクラテスとモーツアルト」の二人が同時に声を揃えて「それは私も同じだ!」と云った。
「MC」
皆さん、よくそれで人生・自暴自棄にならずに自分の仕事を続けられましたネ! それが立派です!
・・・私が不思議なのは「そんな酷い嫁なのになぜ?皆さんは離婚しなかったのか?」です
こころが癒されない家庭環境と、劣悪な夫婦関係の中で「何が仕事継続」を支えたのですか?
「トルストイ」
それは「人間に対する好奇心」でした。
とにかく私は「人間と云うものを知りたかった」のです!
・・・だから私は「離婚」と云うくだらない事に貴重な時間とエネルギーを使いたくなかったのだ!
だが、もし私がアメリカの「トランプ」のように財力があれば、彼(3人目の妻)と同じようにしていたヨ
「ソクラテス」
何が私を支えたか?それは「人間の本質が知りたい」一念でした。
この私の思いの前には、妻の愚痴なぞ「いつも聞こえる雑音」のようなものでした。
だから私の思考回路には妻は無く、目には見えるが「存在は無視できた」から、離婚なぞ、どうでもよかったのだ。
(現実には妻が納得する離婚料が無かったのだ)
これが「私の思想に磨きをかけた」のだから、人間何が幸いか?分からない・・・シナでは「塞翁が馬」の諺がある。
「モーツアルト」
私の支えは「美しい音楽を創作する使命感」だったヨ!!
誰も作っていない美しい曲を自分が作るんだ!と云う、好奇心と使命感が合わさった思いだった。
この邁進の前には、妻の愚痴や小言などは「実に小さい事だ!」と自覚したのです。
もし、妻が良妻賢母で、私が家に帰れば「癒される」女であったなら、私は作曲に打ち込んでいなかったかも知れない。
そうだったら私は幸せだったろうが、世界的名曲が無かったから人類は不幸だった、と思うヨ!!
「MC」
皆さん3人の話を聞くと、共通点は「悪女・悪妻」だったのですネ
ところで皆さんは、遠く離れた人間界の娑婆・下界から「天国」に時々聞こえてくる声を耳にしていますか?
その中でも、特によく耳にするのが、人間界の「日本と云う国」からのものです。
現に今、私居中は人間界で無茶苦茶に悪人視され、「溝に落ちた犬は叩け!」とばかり、寄ってたかって袋叩きです。
この時3人から「それ!聞こえているヨ」、あんたが悪いんだろ!の声
「MC」
日本と云う国からの声で、近年急に多くなったのが「女性をヨイショする声」ですネ
曰く「これからは女性の時代だ!」とか「女性活躍社会!」だとか「男女共同参画」の華々しい声があります
「女性管理職や重役」が少なすぎる! もっと増やせ! とか、女性議員が少なすぎだ!もっと増やせ!など賑やかだ!
皆さんは、娑婆から独立した「ここ天国」で、これらの賑やかな声を聞いてどう思っているか、お聞かせ下さい
「モーツアルト」
私は、そんなことどこの誰が言っているのか? 漫談か? 冗談ではないのか?と思い、聞き捨てているヨ
もし本当なら、そんなことをすると「不幸な男」を作るだけだ! 男が不幸なら「家庭も妻も不幸になるのだ!」
誰もが不幸になるようなことをするのは「社会を破壊する」だけだ!
女がしゃしゃり出て不幸な男を作るのは「私だけで十分だ!」この天国に来て、それが良く分かったヨ!
「トルストイ」
女の時代とは?どういう意味なのか?私には理解できない! 理路整然とした説明がないから分からないヨ
それはネ! 世の中に良く居る「太鼓持ち」のような男が「受けを狙って女をよいしょ!」しているだけだと思うヨ!
聞くところによると日本と云う国は、平和で平和で退屈だから「そんな眠たいこと」を云ってるんじゃないかネ
私が望むのは「良妻賢母」で、夫に徹底的に尽くす妻だヨ!
今度また人間に生まれることができたら私は「理想の妻女」を探すヨ!
それが「人間の唯一の幸せなんだ!」、つまり、男と女には「天が定めた役割分担」があるのだ!
私は生まれてきて「それだけが分かったんだ!」と云った。
この時、ソクラテスとモーツアルトが口を揃えて「あなた!いい事をおっしゃるネ!」、「私もそう思う」と大声で云った。
そしてソクラテスが付け加えて「あなた!哲学者になれば良かったのに!」と云ったので「一同大笑い!」
「MC」
では最後にソクラテスさんにお聞きします
「ソクラテス」
お二人とも相当「妻では苦労」されたようですが、なぜ「日本の人間界」では、それが分からないのでしょう?
娑婆の日本で、女は今でも十分過保護なのに、更に女を手厚く、祭り上げる必要がどこにあるのでしょう?
女は「女自身を知れ!」と私は云いたい! 女の社会を作ったら、「それを壊すのは女」なのだ!
つまり「女の敵は女」であり、女中心の社会では凄まじい内紛が待っている! そんな社会にしたらダメなのだ!
人間界で歴史に残る仕事をする男には、それを理解して「夫に献身的に尽くす妻」が必要なのだ!
「女の役割はここにある」と私は経験と苦労から思うのだ。
ここで「トルストイとモーツアルトから」同時に「その通りだ!」の声が上がった
「MC」
人間の本質を突く貴重なお話を興味深くお聞きしました、本当はエンドレスで様々な話をお聞きしたいところです
しかし、そろそろ天国ルールの「おひらき時間」が参りました。
・・・実はジフテレビに習って、今日は「カメラを回していません」ので、映像・音声で振り返れません
つきましては、最後に皆様から「ここ一番、思いのエキス」を「娑婆に向けて」発信して頂きたいと思います。
「MC」
では、先ず「ソクラテス様から」どうぞ。
「ソクラテス」
優しい女を妻にしたら「幸せになれる!!」、悪い女を妻にしたら「哲学者」になれる。
私は本当は「幸せに」なりたかった・・・それが・・・
「MC」
続いて「モーツアルト様」どうぞ
「モーツアルト」
妻よ!お願いだから「洗濯や、掃除や、食器洗い! など」しょうもない事を私に求めないでくれ!
作曲に集中させてくれていたら、私は今頃「宇宙的大作曲家」と呼ばれただろう。
そしたら「ショパンやベートベン」の上に評価されたはずだ!
6歳のころから神童・天才の名を欲しいままにした私が、葬式も無く遺体も捨てられた! こんな情けない事があろうか?
全て私が選んだ「悪妻」による結果である・・・私に「女を見る目が無かった」のだ、自業自得だろうか・・・
だがこの様な悲惨な生活の中で私が作曲した「アイネクライネ」は自信作だ! ぜひ皆さんも改めて聞いて欲しい!!
「MC」
では締めくくりとして「トルストイ様」どうぞ
「トルストイ」
いつも「一人で旅行に出たら」ほっとしたよ! 私は天国に来て「生き返った!!」ようだ!
天国は本当に良い所だ!!
私は臨終の直前「妻を私に近づけるな!」と皆に云った。
この一言だけで、どんな妻だったか「良く理解してもらえると思う」のだ・・・
正しい結婚生活を送るのは良いことだ! しかし、更に良いのは「全然結婚しない」ことだ!
「悪妻と云う現実から眼をそらしたことで、私は「人間の本質」からも眼をそらした! それが今でも悔やまれる・・・
しかし私が修羅場の様な中で書いた「アンナ・カレーニナ」や「人生論」は天国でも読んでいる、皆さんもぜひご一読を!
「MC」
凄い3人の話を聞きました。
皆さんの「奥様」はどうですか?
なんなら、今からでも哲学者になりますか?
・・・天国特設スタジオからの対談でした。
ではさようなら!