『風の見える朝』

No.54 嘘、偽善、戯言

投稿日:2004/06/15 投稿者:大西秀憲
昭和30年代、40年代、平気で議論できたことが今はできない(タブー)
何でもないことが問題化されて、発言が封じられていく。
高度成長期なら本音で言えたこと、マスコミも本音で書けたことがタブー視される。
誰も本当のことは言わなくなって、何となく分かったようなふりで誤魔化す。
しかし、いくら誤魔化しても「嘘はウソ」、「偽善は偽善」である。
このまま、表面上のきれい事ばかりを並べる社会になれば恐ろしい。
  ◎ 子供は、過去を知らないから、ウソを本当と思うのが恐ろしい。
  ◎ このまま綺麗事で誤魔化し続けると、危機や有事の時に対応できないのが
     恐ろしい。
と、言う訳で実情を思うままに書いてみた。
(もちろん、私の主観だから、そのつもりで・・・・)

『その一』
平和・平和と唱えていれば平和になる。 ⇒ 世界の紛争状況を見よ!
一人の命は地球より重い。 ⇒ 耳障りの良いことを言って人々を惑わすな!
自国が手を出さなければ、他国は手を出さない。⇒ 人類の歴然たる事実を見よ!
どんな国でも人でも、話せば分かる。⇒ 話す前に「撃たれたら」話せない!
嘘をつくのは悪いことだ。⇒ 嘘のつき方を知らない大人など信用できない!
裏表がある人は悪い人間だ。⇒ 裏と表を知って使い分けが出来て一人前だ!
建前と本音の使い分けは悪いことだ。⇒ それを言った人間が使い分けている!
                        使い分けも出来ない大人は一人前でない!
英語で言えば許される。 ⇒ ブラインド、クレイジー、レイプ、などなど。

『その二』
人は誰も平等である。⇒ 生まれた時代、国、家庭、状況、その全てが不平等だ!
差別用語を使ってはいけない。⇒ 使わなくても思っていれば同じことだ!
先生は誰も「清く、正しく、美しい」⇒ 先生も千差万別、悪い人間も多い!
生まれながらに悪い人間はいない。⇒ 悪いことをするために生まれた人もいる!
犯罪者は教育すれば更生する。⇒ 直る者と直らない者がいる!
                     犯罪者を教育するなら被害者を厚遇すべき!
世の中に「気違い」はいない。
(精神異常者を拘束するのは悪いことだ)⇒ 野放しにして犠牲者が増える!
ボランテイアをする人に悪い人間はいない。⇒ ごまかしと独りよがりがいる!
金儲けをしないNPOは利益を追う企業より立派である。⇒ 経済はどうして成立する?
NGOは国や政府より立派なことをしている。⇒ 偏ったイデオロギーが形を変えた!
                            誰も批判できない鎧を着た!

『その三』
衣食足りて礼節を知る。⇒ 飽食・物過剰で礼節を失っている! 
物が豊かになると、人は豊かになる。⇒ 物が過剰になれば精神は衰退する!
健全な肉体に健全な精神が宿る。⇒ 肉体と精神(こころ)は無関係
                      闘病者・障害者の素晴らしい詩集を見よ!
スポーツをする人に悪人はいない。⇒ これは全く無関係
                    いくらでも悪い人はいる!
マスコミは常に正しい報道をしている。⇒ 偏り、無知、間違い、早とちり、多し!
取材活動や報道は国民に知らせる義務で行っている。⇒ 自惚れと独りよがり多し!
取材や報道に偏りはない。⇒ 偏りと一方的が何と多いことか!
政治家はいつも国家国民のために活動している。⇒ 本当は、自分のためである!
政治家は誰でも良識を持ち立派な人間である。⇒ 常識の欠片もない人が実に多い!
政治家は誰でも良く勉強していて物事を良く知っている。
             ⇒ 強弁で誤魔化しているが実に無知な人が多い!
国民が主役!政治家は国民の役に立ちたいだけである。⇒ 私利私欲のためである!

『その四』
子供は誰でも無限の可能性を持つ。⇒ 能力を持っている人間は限られている!
子供は生まれた時から誰でも同じ能力を持っている。⇒ 持った能力は雲泥の差だ!
子供に悪人はいない。⇒ 生まれた時から悪い奴はいる!
               大人になって悪い芽が開花しただけのことだ。
子供が競争することは悪いことだ。⇒ 競争することで進歩・成長する!
受験競争は悪いことだ。⇒ 基礎能力の優劣測定は試験(受験)以外ない!
子供が事件を起こすのは教育(学校)のせいである。⇒ 本人と家庭のせいだ!
高校は全員が行くべきである。⇒ 中退者を増やすだけだ!
                    基礎能力が無い子供に無用である!
大学は行きたい人の分、増やすべきである。⇒ 卒業のハードルを上げるべきだ!

モノづくりの原点…それは「人と社会を結ぶ応用技術」

応用技術で暮らしを支えるモノづくりを。
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