No.14 もっともらしい話のウソ
投稿日:2001/08/01
世の中には、「もっともらしいこと」を言う人が居る。
○○評論家、△△コメンテーター、と言われる人にこの手が多い。
一見、なるほど!と思えることを言う。
しかし、いくら聞いていても結論を言わない!
具体的に、どうしたら良いのか、決して言わない。
ごく当たり前の、建前をもっともらしく言うだけである。
何か重大事件が起きると、必ずこの手合いがテレビでしゃべる。
映像と共に音声が流れるから、誤魔化されているのだ。
しゃべっていることを、文章にすると「とても読むに値しない」。
彼(彼女)らは、非常に無責任である。
例えば、学校で殺傷事件が起きる。
すると、例の○○評論家がコメントを求められる。
答えは決まっている:
「いのちの大切さを充分教える必要がある」
「画一的な詰め込み教育を見直す必要がある」
「こころのケアーを大切にしなければならない」など、など。
何をバカなことを!と思う。
・・・そんなことは、言われなくても、本に書いてある!
「悪いことをするな!」と徹底的に教育したら、事件はなくなるのか?
・・・絶対にそんなことはない。
彼らの根底にあるのは、「子供に悪い人間はいない!」と言うものである。
決して、そんなことはない!
子供だろうが、大人だろうが、「悪いヤツはいるのだ」。
綺麗ごとを言ってはだめだ。
彼らは、毒にも薬にもならない。世の中を混乱させるだけである。
だから、もっともらしい話には気を付けよう!
ほとんどが、ウソだから・・・・
もし子供に教えるなら、「世の中には、良い人間も悪い人間も必ず居る!」と教えるべきである。
その方がなんぼか役に立つ。