『風の見える朝』

No.15 子供の頃の夏休み

投稿日:2001/08/16 投稿者:大西秀憲
学校が夏休みになった。 
しかし、子供が川で遊んでいる姿が見えない。 
どこで、何をしているのでろうか? 
子供の頃、夏は魚採りが一日の仕事?であった。 
夕方、川に行って「つけ針」と「うなぎ籠」を仕掛ける。 
つけ針は棒に糸をつけ、それに重りと針をつけ、ミミズをつける。 
それを10本も20本も用意して、川に仕掛けるのだ。 
(子供に各々縄張りがあり、場所が決まっていた) 

朝早く(5時から6時ごろ)川に行って、仕掛けた物を上げる。 
なまず、うなぎが、かかっていた! ・・・感動と喜び! 
うなぎ籠は、うなぎの通り道に仕掛ける。 
腐った鮎を籠に入れると、必ずうなぎが採れた。・・・ノーハウ 
採れた獲物は子供がさばいていた。・・・「肥後の守」で! 
みんな、年上の子供がするのを見て、自分で覚えた。 

魚を採るのは人間の基本的な本能である。 
しかし、今の子供はそれを捨てた。 
長い夏休み、一体何をしているのだろうか? 
塾へ行って、テストノーハウを勉強しているのだろうか?

モノづくりの原点…それは「人と社会を結ぶ応用技術」

応用技術で暮らしを支えるモノづくりを。
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