No.16 必要悪と不必要善
投稿日:2001/08/28
世の中には必要悪というのがある。
好ましいことではないが、人間社会では必要だというものだ。
例えば、ギャンブル、ソープランドなどなど・・・
それらを必要としない人も多いが、必要な人もまた多い。
これは人種に関係なく、世界共通である。
他方、世の中には「不必要善」というものが、はびこる。
不必要善は当然人が概念で作るものである。
それらは一見「もっともらしいこと」が多い。
例えば、人権、度が過ぎた平等主義、命の尊さ、募金活動などなど
人権は当然守らねばならないが、行き過ぎると逆人権侵害になる。
法の元に人は平等であるが、それ以外では決して平等ではない。
命は尊いものであるが、薬漬けで延命しても人として生きていない。
街頭で募金をする時間があるなら、なぜ自分で働いて寄付しないのか。
以上のことは、大儀名分があり、錦の御旗があるから、誰も異議を挟めない、だから歯止めがなく際限なくエスカレートする。
この世の中に絶対的な善など存在しない。これを知るべきである。
必要悪に比べると不必要善などいらない!。