No.61 日本は本当に先進国か?
投稿日:2004/11/30
日本は本当に世界の先進国なのだろうか?と疑問に思う。
唐突だが、交通機関(鉄道)に関してのことである。
とにかく、うるさい! たぶん皆さんも感じていると思う。
すでに慣れでマヒしていることもあるので、改めて駅で感じて下さい。
騒音以外の何ものでもない! そうです、駅の放送のことです!
「4番線に電車が入ります」
「黄色い線の内側に下がってお待ち下さい」
「ピッピッピッピッ」・・・笛の音
「電車が入ります!下がって下さい!」・・叫びに近い
「只今到着の電車は新快速○○行きです」
「出口を広く空けてお待ち下さい」
この間、他のホームでも同じような放送で「がなりたてる」
「ドアが閉まります」
「閉まるドアにご注意ください」
「ドアが閉まります!」・・叫びに近い
「ピッピッピッピッ」・・・笛の音
走り出すと
「この電車は新快速○○行きです」
「途中止まる駅は、○○、○○、 、、、です」
「次は○○に止まります」
「皆様にお願い致します」
「発車間際の駆け込み乗車は危険ですからお止め下さい」
「通路や棚に不審な荷物がある場合は車掌にお知らせ下さい」
さらに
「携帯電話の御使用は周りのお客様のご迷惑になりますのでご遠慮下さい」
「電源を切るか、マナーモードにしてください」
ここにJRの営業案内が放送される時がある。
朝の通勤ラッシュ時は更に凄まじい!
ほとんど、切れ目無く、放送ががなりたてる!
これがホーム毎に行われるので、複数ホームの駅では構内全体が騒音塊である。
皆、慣れているのか?、感じていないのか? 諦めているのか?
「喧しい」と思うのは、極自然な思いだと思う。
それとも、都会に生活している実感を享受していると思っているのだろうか?
先日、展示会に出展のためドイツのデュセルドルフに行った。
Dusseldorf空港から市の中心部である中央駅まで電車で約20分。
時間がきたら自然に発車する。 ・・・当然だ。
放送は全くない。
途中の放送も全く無い。 ・・・静かである。
また、滞在途中7日間、地下鉄で往復した。 (展示会場まで約15分)
地下鉄駅の構内は全く放送なく、静寂そのものである。
地下鉄では、駅に着いたとき「1回だけ」駅名を放送する。 ・・静かに
ただそれだけである!
Dusseldorfには路面電車が走っている。もちろんバスも。
中世の建物が残る「旧市街」にも路面電車が走っている。
これが見事に調和しているから不思議である。
普通の道だから人が歩いている、電車が来ると危ないが、放送は無い!
電車が「カランカラン」と鐘を鳴らすだけである。
この鐘の音が実に周囲の中世建造物と調和しているのである!
これは実に素晴らしいことである。
もし、日本なら、たぶん「ラウンドスピーカ」を設置してがなりたてるだろう。
情緒もクソもあったものではない!
私は今まで10カ国ほどに行ったことがあるが同じ経験をした。
先進国と言われる国で、日本ほど「公共交通」の時間管理が凄い国はない。
秒単位で運行管理が行われている。
このこと自体は非常に優れていることだと思う。
他の国では、「運行時間管理」が極めて杜撰である。
反面、日本ほど、駅構内で「放送騒音」の国はない。(アジアは除く)
他の先進国は(ドイツと同様)静かである。
なぜ?日本では「このような膨大な騒音」を放置して平気なのだろうか?
あの、繰り返し行われる、執拗な放送騒音が気にならないのだろうか?
電車に乗っている時位、「静かに過ごしたい」のが心情なのでは?
駅や電車で「がなりたてる放送」は、要するに彼らの「責任のがれ」なのでは?
事故が起きたときの「自己弁護」のためなのではないか?さえ思う。
だとすれば、放送は不必要善である。
それよりも、騒音を減らしたほうが良い。
・・とにかく、だんだんと放送メニュが増え、回数も増えているように思う。
本当に、日本は「先進国」なのだろうか?
唐突だが、交通機関(鉄道)に関してのことである。
とにかく、うるさい! たぶん皆さんも感じていると思う。
すでに慣れでマヒしていることもあるので、改めて駅で感じて下さい。
騒音以外の何ものでもない! そうです、駅の放送のことです!
「4番線に電車が入ります」
「黄色い線の内側に下がってお待ち下さい」
「ピッピッピッピッ」・・・笛の音
「電車が入ります!下がって下さい!」・・叫びに近い
「只今到着の電車は新快速○○行きです」
「出口を広く空けてお待ち下さい」
この間、他のホームでも同じような放送で「がなりたてる」
「ドアが閉まります」
「閉まるドアにご注意ください」
「ドアが閉まります!」・・叫びに近い
「ピッピッピッピッ」・・・笛の音
走り出すと
「この電車は新快速○○行きです」
「途中止まる駅は、○○、○○、 、、、です」
「次は○○に止まります」
「皆様にお願い致します」
「発車間際の駆け込み乗車は危険ですからお止め下さい」
「通路や棚に不審な荷物がある場合は車掌にお知らせ下さい」
さらに
「携帯電話の御使用は周りのお客様のご迷惑になりますのでご遠慮下さい」
「電源を切るか、マナーモードにしてください」
ここにJRの営業案内が放送される時がある。
朝の通勤ラッシュ時は更に凄まじい!
ほとんど、切れ目無く、放送ががなりたてる!
これがホーム毎に行われるので、複数ホームの駅では構内全体が騒音塊である。
皆、慣れているのか?、感じていないのか? 諦めているのか?
「喧しい」と思うのは、極自然な思いだと思う。
それとも、都会に生活している実感を享受していると思っているのだろうか?
先日、展示会に出展のためドイツのデュセルドルフに行った。
Dusseldorf空港から市の中心部である中央駅まで電車で約20分。
時間がきたら自然に発車する。 ・・・当然だ。
放送は全くない。
途中の放送も全く無い。 ・・・静かである。
また、滞在途中7日間、地下鉄で往復した。 (展示会場まで約15分)
地下鉄駅の構内は全く放送なく、静寂そのものである。
地下鉄では、駅に着いたとき「1回だけ」駅名を放送する。 ・・静かに
ただそれだけである!
Dusseldorfには路面電車が走っている。もちろんバスも。
中世の建物が残る「旧市街」にも路面電車が走っている。
これが見事に調和しているから不思議である。
普通の道だから人が歩いている、電車が来ると危ないが、放送は無い!
電車が「カランカラン」と鐘を鳴らすだけである。
この鐘の音が実に周囲の中世建造物と調和しているのである!
これは実に素晴らしいことである。
もし、日本なら、たぶん「ラウンドスピーカ」を設置してがなりたてるだろう。
情緒もクソもあったものではない!
私は今まで10カ国ほどに行ったことがあるが同じ経験をした。
先進国と言われる国で、日本ほど「公共交通」の時間管理が凄い国はない。
秒単位で運行管理が行われている。
このこと自体は非常に優れていることだと思う。
他の国では、「運行時間管理」が極めて杜撰である。
反面、日本ほど、駅構内で「放送騒音」の国はない。(アジアは除く)
他の先進国は(ドイツと同様)静かである。
なぜ?日本では「このような膨大な騒音」を放置して平気なのだろうか?
あの、繰り返し行われる、執拗な放送騒音が気にならないのだろうか?
電車に乗っている時位、「静かに過ごしたい」のが心情なのでは?
駅や電車で「がなりたてる放送」は、要するに彼らの「責任のがれ」なのでは?
事故が起きたときの「自己弁護」のためなのではないか?さえ思う。
だとすれば、放送は不必要善である。
それよりも、騒音を減らしたほうが良い。
・・とにかく、だんだんと放送メニュが増え、回数も増えているように思う。
本当に、日本は「先進国」なのだろうか?