『風の見える朝』

No.62 天変地異の前兆か?

投稿日:2004/12/21 投稿者:大西秀憲
大きな天変地異が起こる時には必ず前兆がある。
最近の自然環境で起きる現象を見ると、この前兆のような気がする。
(2~3年の変化で異常を言うのは間違いが多いが、数十年の変化で異常を
言うのは許されることだと思う)
とにかく「前兆」と思われる異常について書く。

1.動物の出没

「鹿」: 集団!で民家に出て畑を荒らし回る。
      以前も鹿はいたが、集団では見たことが無い!
      とにかく、家の周りの畑は「鹿の糞」だらけである。

「狸」: 数年前から、やたらと狸が増えた。
      道で轢かれた狸の数は半端なものではない。
      車に轢かれるのは確率だから、要するにそれだけ数が多い訳だ。
      当然、家の周りに住み着き、夜になると出没する。
      そして、例外なく痩せてガリガリである。

「いたち」:3年ほど前から家と離れの天井裏に住み着いた。
       天井の「断熱材」が気に入ったらしく、住家にしている。
       同じ場所で「小便」と「糞」をするので天井に「しみ」がある。
       昔も、いたちはいたが、家に住み着くことは無かった。

「さる」: ついに「猿」が出没しだした。
       私の家ではないが、従兄弟の家の前に猿が来てウロウロした。
       こんな所に「猿」が出るとは! 私は初めて聞いた。
       私の母親は91歳であるが、やはり猿は初めてだと言う!

「熊」: そして究極は「熊」である。
      まさか! それが「本当になった」のである!!
      中国山脈の中央になら居るかもしれないが、アーバン山崎である。
      こんな所に「熊」が出る訳がない!と思っていた。
      ところが、私は去年「熊」を見たのだ! 15m程の距離で!
      誰に話しても信用しなかった・・・去年は。
      ところが、今年は沢山の人が目撃している。
      また、全国各地の意外な場所に「熊」が出没したニュースがある。
      熊が里(民家まで)に出るのは異常である。
       (彼らも命はおしい)
      熊は柿ノ木に登って「柿」を食べるのだ!
      それだけ、山には食べ物が無い!(どこかの国のようだ!)

以上、書いたのは、とんでもない山奥の話では無い。
中国自動車道、山崎ICから南に約3Km、日本の「普通の田舎」の話である。

とにかく、91歳になる母が聞いたことも、見たこともない事が起きている。
つまり、約100年無かったことが、起きているのだ!
動物の世界(自然環境)に何が起きているのか?
(食べ物が無くなったことは確かであるが・・・)
自然界から食べ物が無くなったことは、何を意味するのか?
これは単なる、自然サイクルなのか? 又は異常なのか?

2.食べ物

「干し柿」

私は今年、約90個の渋柿を剥いて「干し柿」にした。(11月)
正月に食べるためである。
それを2階のベランダに干したが、これが失敗だったのである。
「ほとんどきれいに鳥が食べて」残ったのは約4個ほど・・・
毎年、干し柿をつるすが、こんなことは「今年が初めて」である!

「果物」

私は「キウイフルーツ」を作っている。
今年は「手入れのかい」あってか、約500個ほど大きな実になった。
皆に配るのと、食べるのを楽しみにしていた!
ところが、ある日気が付いたら、ほとんど無くなっていた・・・・
きれいに、鳥が食べてしまったのだ!! ・・・ああ無常!
こんなことは、もちろん初めてである!

つまり、動物だけでなく、鳥も食べ物が無いのだ!
と、言う事は、虫も、昆虫も、蛇や蛙も、その他の生物も餌が無いのか?
地球上の全ての生物は循環という「秩序」で成り立っている。
そして、この循環に亀裂が入るのが「天変地異」である。
地球上の生物は(人間を除いて)天変地異を敏感に察知する能力を持つ!
これが彼らの「生き残りノーハウ」だからである。

自然界の異常は単なる自然のサイクルなのか?
あるいは、天変地異の前兆なのか?
いずれにしても、自然界から「人間へのサイン」と私は思うが・・・
しかし、準備をするにも、用心するにも、方法が無い!
人間の無力さ!は最近の「震災」で十分にわかっているはずである。

であれば、(大災害にぶつかれば)あきらめるしかない!のか・・・

モノづくりの原点…それは「人と社会を結ぶ応用技術」

応用技術で暮らしを支えるモノづくりを。
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