No.95 3つの話
◎ 特に脈略は無いが、三つの話を書いた
1.空飛ぶ車の幻想
2025年大阪万博が開催される。
早くからこの「万博の目玉」とされてきたのが「空飛ぶ車」である。
即ち、会場では空飛ぶ車が縦横無尽に飛び回るのだ!と、全てのメディアが大きく報じてきた!
(私は早くからこれは幻想であると思っていた)
なぜなら、今はまだ実現不可能だからである。
「空飛ぶ車」と云うなら、少なくても1~2時間は継続飛行できなければならない!
現在の実力は飛行時間「数分」である。
しかも、空飛ぶ車が何に該当するのか? 自動車なのか? 航空機なのか? 具体的に何も決まっていない!
不明の為、車なら車検・自賠責が適用されるし、航空機なら耐空証明・飛行規程・耐空検査等種々有り、しかし現在何もない。
航空機の所管官庁である国土交通省・航空局も、自動車製造の所管官庁経済産業省も、未だ何も決めてないのではないか?
つまり、現状では「有人で飛行することができない!」のだ。
ここで疑問があると思う、実際飛んでい映像をTVで見たことがあるよ!との声である。
あれは中国製を民間業者が輸入したもので、その一機をアチコチたらい回しで見せているだけである。
国産のいわゆる「空飛ぶ車」は完成していない!
それにしても不思議なことがある。
なぜ?あれを「空飛ぶ車」と呼ぶのだろうか??? ・・・これは私の最大の疑問である。
しかも、この名前で呼んでいるのは世界で日本だけである。・・・なぜだろうか?
世界では「乗用又は有人ドローン」である。
数分しか使えない飛行体を万博の目玉にはできない。
・・・現在の「リチュウムイオン電池」では乗用での荷重を支え、継続飛行するパワーは無理である。
(画期的な発明により、もっともっと凄い容量の電池が無くては実用飛行は出来ないのである)
よって、いつの間にか万博で披露する「空飛ぶ車」の話は、こそこそと幻のように消えた!!
不思議なことに「消えた理由」について、一切コメントも無く、報じられてもいない。
一体なにがどうなっているのか? ・・・あれだけ騒いでおいて!
「空飛ぶ車騒ぎ」で得をした者が必ずいる。・・・必ず補助金と云う名の「税金」が流れていると思う。
一番得をしたのは誰か?
2.国際連合(国連)の正体
日本は「国連至上主義」の国である。
日本人の多くは、国連と聞くと水戸黄門の「葵の印籠」のように崇める!
そして「崇高な、公平な、神聖な、世界の最高機関」だと思っている。
それは全く違う!
そもそも「国際連合」などと呼ぶのは日本だけである。
英語では「United Nation 略してUN」と書き、世界の中では、どの国でも「UN」である。
UNを日本語にすると「連合国」となる。 即ち、どこにも「国際」の文字は出てこない。
では、何の「連合国」なのか? ・・・実は頭が省略されている。
省略している部分の文字は「戦勝国」である。 従って国連を正しく表記すると「戦勝国連合」となる。
では、何の戦勝国なのか?
それは「第二次世界大戦」の戦勝国である。 つまり1945年における立場の色分けである!
では戦勝国とはどこなのか? それは「USA、イギリス、フランス、中華民国(台湾)、ロシア」の5大国である。
・・・台湾から中華人民共和国に代わったが、この5カ国は特別の権利を持っている。・・・それを「拒否権」と云う。
5カ国の内1国でも反対すれば、全てが廃案になる。
それまでの国際連盟の運営に懲りて戦勝国が「自分達に都合が良いように作ったのが国連」だからである。
従って、5大国が世界を牛耳るのに便利な機関が国連で、そこに約200カ国が参加している。
それでは一方の敗戦国はどこか? それは「日本、ドイツ、イタリア」である。
従って、今でも日本は国連に於ける立場は「敗戦国(つまり敵対国)」なのである。
国連に於いて日本は金だけ(約14%)だして、様々な不利益と不当な扱いを受けても、なお日本は国連を信じている。
その内、5大国から「ひどい仕打ち」を受けるだろう!
「戦勝国連合」の本質を、見て見ぬふりをして、理想の天国かメルヘンのように崇拝している日本人が馬鹿なのである。
3.新札紙幣の顔
紙幣はその国を代表する重要なものである。 そして、今年7月約20年ぶりに新札が発行された。
新札の顔は以前から発表されていたので承知していたが、どうにも納得できないのが「1万円札の顔」である。
(千円札の北里柴三郎は尊敬する立派な偉人だし、5千円札の津田梅子は驚嘆すべき偉人であるので両名に全く異議はない)
・・・私は小学校の時に図書室で「偉人の伝記:北里柴三郎」を読んで、本当に偉い人だと思った。
しかし、1万円札の渋沢栄一はどうにも解せない!
なんでや! と今も強く思っている。
・・・一万円は実に可愛いが、札の顔は見たくない! いっそシールでも貼りたい
彼が「日本の資本主義の父」と持ち上げられているのは知っている(・・・誰が持ち上げているのか知らないが)
今日も続く多くの産業や企業や銀行を立ち上げた人物だと云われているは、もちろん知っている。
人物の性癖に問題はあるが、NHKの大河ドラマで1年間放映したから「みそぎが終わった」と云う事だろうか?
(あんなデタラメなドラマは私は絶対見なかった)・・・そもそも本人はあんなイケメンではない!
1万円札は日本の紙幣を代表する「日本の顔」というべきお札である。
その大事な大事な顔に、なんでこのような人物を選んだのか? 私にはそこがわからない! 一体誰が決めたのか?
皆さんは薄々知っている通り彼は「好色家」である。(しかも並外れた超が付く女好きで、精力絶倫である)
なぜなら、彼の子供は認知しているだけで100人を超える! ・・・本当の人数は不明である。
妾・てかけ(今では愛人と云う)が50人以上居た。 更に驚くことは本妻と妾を同じ家に住まわせていた。
要するに、至る所手当たり次第に女に手を出し、手当たり次第に子供を産ませていたのである。
彼の最後の子供は68歳の時であるが、今の時代に置き換えると「約80歳」である! 驚くべき精力である。
・・・ここの所はNHKドラマでは「すっ飛ばした」のだ ・・・そして立派な人間として嘘八百のドラマにしている
(渋沢が視察に来るときには「自分の娘を隠した!」と云われ、とにかく目が会えば妊娠すると云う話が残っている)
昔の男は愛人の一人も居るのは「男のかいしょ」と云われ、そうでない人には羨ましがられていた。
しかし渋沢が手を付けた50人以上と云われる女の数は「完全に度を越して異常」である!・・・イスラムでも5人である。
・・・これには「その道の達人」と云われた伊藤博文も脱帽であろう!・・・因みに伊藤も女好きトップである。
神話の世界ではあるまいし、現代において「正確な子供の数は不明な程多い!」こんなことが許されるのか?
(江戸時代を創った徳川家康でも子供は54人と云われている)
現代で、人の上に立ち、社会のリーダーであるなら尚更、一層の節制と品格の前に「本能を抑制する」ことは当然である!
こんな人間をなぜ?札の顔にするのか???
これについてメディアは何も云わないし、何も報道しない ・・・しかしこれは良い実例ができたと思う
新聞・週刊誌・TV・SNS等では何か下ネタがあると「一斉に寄って多寡って、ひつこく」個人攻撃をする癖がある。
しかし今後は、政治家、官僚、経済人、芸能文化人、などで「愛人発覚」や不倫問題が表に出ても、報道できないはずだ!
もし、誰かを取り上げて報道、又は問題視したら、攻撃された者は「渋沢はどうなんだ!」と云えば良い!
なにしろ「日本の紙幣を代表する顔の男」が、異常なことをやって許され「日本の顔」になったのだから!
本当に「冗談は顔だけ」にしてほしい!