No.18 アメリカの凄さと強さについて
投稿日:2001/09/20
それにしても、アメリカと言う国は凄いものだ!
今回のテロ後のアクションで、改めて凄さ!と強さ!を感じた。
近く何かが起こる!と言う情報を事前に掴んでいた、という事ではない。
私が感じたのは、起こった後の行動についてである。
たった3日ほどで、国の意思決定が全て終わったことである。
これには本当に驚いた!。
上院も下院もほとんど全員一致で大統領に権限を与えたのである。
国の重大な進路を電光石火で意思決定する。
(一党独裁の社会主義国家なら理解できるが・・・・)
自由と民主主義の国、アメリカにして、これができるのである!
そこが、凄いと私は思うのである。
もう一つ、凄い!と思ったことがある。
民間人(一般のアメリカ人)が乗っている旅客機の撃墜を命令したことである。
相談やコンセンサスを取り付けている時間はない。
それは、瞬時の判断と決定である。
撃墜=全員即死を承知の上である! これを国家が躊躇なく実行できる。
本当に凄い!国である。
翻って、その時日本は何をしていたか?
対岸の火事、よろしくテレビのワイドショー的に、見物して居ただけだ!
国会を臨時に召集してもいない!
事件後、12時間もたってから総理が大統領に電話をしたらしい・・・
普段は、最大の同盟国と言っているのに!
有事の時に何もしない同盟国があるだろうか?
日本に近づく飛行機は撃墜せよ!と言えるであろうか?
絶対に言えない!
「いのちは地球より重い」というのが日本の定説である。
こんなアホなことを、ぬけぬけと言った国の指導者がいた。
福田と言う元総理大臣だった人である。
20数年前、日本赤軍がダッカでハイジャック事件を起こした。
この時、日本政府は犯人の要求を全て受け入れた。
そして、刑務所に居る殺人犯や爆弾テロの犯人を無条件で釈放したのだ。
あろうことか!20億円の持参金までつけて!(今なら100億円か?)
「超法規的処置」と言う名目だった。
この時の、総理大臣の発表が、「命は地球より重い」であった!
命より大切なことがある! それをアメリカは今回示したのだ!!