『風の見える朝』

No.36 「ゆとり教育」が国を滅ぼす!

投稿日:2003/01/20 投稿者:大西秀憲
庭木の形作りには適切な時期がある事と共に、人間も同じだと以前に書いた。
「鉄は熱いうちに打て」とは、人間の為によく使われる諺である。
それは、子供の時に「躾や教育や勉学」が必要で大人になってからでは遅いと言う例えである。
動物の躾も同じで、やはり時期があると言うことをTVで見たことがある。
身近な例で言えば、犬の躾は必ず時期があり、この時期を外れると困難になる。
すると、庭木も鉄も人も犬も全く同じで、教育に適切な時期があるのだ。
ところが最近の状況を見ると人間が時期を外れて適当にされていると思う。

例の「ゆとり教育」という、怪しげな考え方がまかり通っている。
誰が煽動しているのか知らないが、日本を滅亡させようとする偏ったイデオロギーを感じる。
ゆとり教育と行き過ぎた平等主義そして一方的な人権運動は、底辺で繋がっている。
少なくても私はそう思っている。
行過ぎた平等主義については改めて言うまでもないだろう。
(これが小学校から行われていることが恐ろしい)
人間(子供)に優劣をつけるな、順番をつけるな、と言う悪平等主義が学校で堂々と行われている。
これはもう既に定着したものと思われる。
念のため書きますが、

人の能力には優劣がある。
人は決して平等ではない。(平等なのは法の下)
社会に出れば、はっきりと解る事実であるのに、学校では「誤魔化す」のだ。
そして、更に「ゆとり教育」主義の台頭である。
これで、日本人に「とどめを刺す」つもりだろうか?
小学校、中学校で勉強せずに、いつ?勉強するのか?
特に中学生の時に「暗記」したことは生涯忘れない。・・・大人ではすぐ忘れる。
将来の日本人が全てバカになっても良いと言うのだろうか?

一方で、国際化、グローバルゼーション = 国際競争の激化を謳っている。
日本以外の国の子供達がどの位ハードな勉強=競争をしているか?知っているのだろうか?
甘やかしと手抜きによる「ゆとり教育」で甚だしい学力低下をきたす日本の子供。
それが社会人となった時に、本当に国際競争できるのか?
世の中の全ての基本は「人」である。 人のレベルである!
耳障りの良い「ゆとり教育」によって腑抜けになった人間に国際競争が出来る訳がない。
将来の日本を本当に思うなら、徹底的にしごくスパルタ教育をこそ、今やるべきである!
もちろん、週休2日制など、もってのほかである。
日本は、高い教育水準による多くの人の創意と工夫と勤勉でしか、生き残れない国である。
これはいつの時代でも変わらない。

それとも、「鉄は自然にさめて固まるのを待て」と諺を替えるのだろうか?
「ゆとり教育」は国を滅ぼす。

モノづくりの原点…それは「人と社会を結ぶ応用技術」

応用技術で暮らしを支えるモノづくりを。
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