No.69 マスコミ権力の自浄を!
投稿日:2005/10/12
世の中には困った集団・人達がいる。
それは「マスコミ」と称する特権階級の集団である。
それは、このような態度として現れる。
「自分たちは社会正義だ」、「世のため人のために正しいことを伝える」
自分が定めた「悪者を追求したり、非難・攻撃するのは当然の権利だ」
その人の迷惑や周囲に害を及ぼしても取材という「社会正義」で許される!
「自分たちは常に清く正しいことをしている」のだ!との傲慢な態度。
取材現場と称する「つるしあげの場」での、傍若無人と破廉恥!
もちろん一部であろうが、チンピラかヤクザのような口の利き方をする。
皆さんは身近で「マスコミ」の醜い姿を体験されたことはありませんか?
一度でも、体験された方なら上に書いたことが、よく共感できるはずである。
とにかく、日本のマスコミは程度が低い! モラルが無い!
このことが、悲しいかな日本の健全化に強力なブレーキをかけている。
そして今や、3権以外に第四権力となった「マスコミ権力」として君臨する。
事件が起きる! 事故が起きる! 政局が起きる! 芸能ネタが起きる!
その度に繰り広げられる、目を覆いたくなるレポータの態度。
人間としての質の悪さ。
・・・残念ながら、彼らは全く「自覚していない」、これが悲劇である。
自覚していないから、益々態度の悪さがエスカレートする。
この悪循環である。
・・・会社で育成教育、OJTをしていないのだろうか?
もし、これがビジネスの世界なら、お客様から「出入り禁止」を通告されるだろう。
普段は全く何も言わないのに!8月15日が近づくと「公人か?私人か?」!!
バカの一つ覚えのように、記者が入れ替わっても、これを繰り返す!
他局が「TVでやらせをやった!」と得意げに報道するバカもいる。
では聞くが、あんたの局は「やらせ」やってないのか!
ある面!TVは、ほとんどがやらせである! 視聴者は、遠の昔から知っている!
それを白々しく、○○局の番組を非難して見せる!
・・・皆同じ穴のムジナである。人を非難する資格など無い!
高校野球が終わったら、暴力問題が持ち出されてきて、賑やかだった。
高野連も高野連だが、マスコミもマスコミである「にのたらおれる」(宍粟弁)
なぜ?高校野球に、それほど「清潔を」求めるのか?
野球をやっている人は、選手から指導者、学校、高野連、まで皆、「聖人君子」か?
些細なことを取上げて、精神論や理想論を振り回すと「臭いものにフタ」になる!
この方がむしろ、教育上宜しくないと思う。
つまり、誤魔化し通す、隠し通す、見て見ぬふりをする! ことになる。
この風潮を創り、そして定着させ、そして増強しているのが「マスコミ」である。
高校野球の有力な生徒にはスポーツ企業が「スポンサー」になっている。
これは生徒・父兄・学校・野球関係者、なら誰でも知っている事実である!
つまり「清潔な」高校生の身分として「金品」を貰っている。
この事実は、マスコミは絶対に報道しない!
なぜか?それは自分たちが勝手に創った「高校野球・球児」のイメージが崩れるからだ。
勉学のかたわら、野球に打ち込む生徒は皆無である。
ほとんどの有名高校球児は勉学も試験も、事実上免除されている。
そして、スポンサー付きである。
・・・マスコミはあまりにも奇麗なイメージを作りすぎである。
この夏にはフィリピンで「元日本兵」さわぎがあった。
おびただしい数の日本のマスコミが現地に押しかけた。
その結果、報道した内容は実にお粗末な内容であった。
推定と憶測と流言蜚語の上に、あぐらをかいて、それをそのまま報道したのだ。
結果はどうであったか?(皆さんご存知の通りである)・・・真っ赤なウソだった。
ネタの信憑性、情報の真実性、これを確かめるのは、取材報道のイロハである!
今のマスコミには、この「イロハ」も解らぬ「報道人」が随分と多いことが解った。
この間、公共の放送電波を使い、実に多くの時間を「浪費」して果てた。
芸能人が結婚した、離婚した、くっついた、離れた、等の報道ほど無意味な物はない。
しかし、これを飽きることなく、繰り返し報道する。
このような報道を担当している人は、どんな思想と感覚でやっているのだろうか?
言うまでもなく、芸能界は特殊な世界である。いわゆるシャバではない。
悪いネタも良いネタも、報道されると芸能人の収入につながる!
そのような世界の痴話話を公共の電波を使って放送する必要がなぜあるのか?
政治や経済の重要なプレス発表より芸能人会見に多くのマスコミが殺到する不思議!
解っていても絶対に本当のことを伝えない不思議!
多くの点で間違ったことを平気で報道して恥じない不思議!
正義の味方!を気取って、人民裁判かリンチまがいのことを平気でする不思議!
今や絶大となった「マスコミ権力」が自浄作用を起こさない限り、日本が危ない。
なぜなら、マスコミを正したり批判する権力が無いからである・・・