『夢のつれづれに』 - 私の願い -

No.61 多事雑感

投稿日:2018/06/06 投稿者:大西秀憲

全くの独善、自己中心思考で恐縮ですが、巷のノイズに耳を向けると、見えた事がある。
称して「多事雑感」として書いてみた。
当然ですが「暇人の歯ぎしり」として、目くじら立てずに読み流して下さい。

① ユニセフと寄付
テレビのBSチャネルを視ていると度々「ユニセフのCM」が流れる。
  皆さんも見ている通りである。
    必ず、黒人の母親と小さな子供が登場する映像である。
       曰く、「この子の命は永くない!」・・・このままでは死んでしまう
         だから「寄付をしろ」との「アナウンス」が流れる
            例えば、「一日100円、1か月3,000円の寄付」で〇〇食分になる! という。
私は、これほど嫌なCMはない!!  ・・・最もイヤなコマーシャルだ。
  当然、TVでCMを流すには費用がかかる。
    その金があるなら、なぜ?CM止めて、その金を「〇〇食分」に使わないのか?
      これが不思議で仕方がない。
私は国に納税している。
  日本国はアフリカを始め後進国に多くの援助をしている。
     それで十分じゃないか!
        子供に十分な栄養を与える見込みが無いなら、子供を産むべきではない!

② 正直な事(正しいこと)とは?   ・・・何が直きことか?
昔の中国、ある地方の長が、孔子に言った。
  「あのですね孔子さん、うちの郷には今どき珍しい程、正直な若者が居るんですよ」
     孔子:「へえ・・ それはどんな人ですかナ」
        長:「ある時にですね、若者の父親が羊を盗んだんですね・・・」
            そしたらですネ、若者はその事を役所に届けたので、父親は捕まってしまったんですヨ!
               「どうですか! 今どき珍しいほど正直な若者でしょ!」、この者は我が郷の模範ですヨ!
すると孔子が云った。
  それは違うヨ! 我が郷の正直な者とは、「子は父のために(盗みを)隠し、父は子のために隠す」のが私の考えだ。
    本当の正直とは「このような事です!」と。
      それを聞いた長は「己の不明を大いに恥じた」と云う。
全ての人間関係の基本とは「親子、夫婦」です。
その信頼関係がなければ「何事も成り立たない」ものです。  ・・・現代も同じである。
    小さな正義感で物事を計るべきでない!


③ オリンピックとメダル
先日、2020東京五輪のマラソンコースが発表された。
  マラソンはオリンピックの花形であり競技の本質である。 ・・・やたらと増えたインフレ競技と、訳が違う!
     ところで最近日本のマラソンレベルが頼りない。
        素質ある若者の多くが、他のスポーツに行っているためと、私は思っている。
           なぜなら、スポーツも「インセンティブ」である。
              野球を!サッカーを!ゴルフを、テニスを!見れば分かるでしょう!!
                 優秀な選手は「凄い報酬だ!」
マラソンは極めて地味で孤独な競技だ。
   だからこそ「高いインセンティブ」を与えるべである!
      例えば、金メダル=3億円、銀=2億、銅=1億円 でどうだろうか?
         若い選手も「やるきが出る」だろう!
            100兆円=100万億円、の国家予算の国なら「屁でもない額」である。

④ 女子アナ
古い陳腐な匂いがするだろうが、私にはアナウンサーに対する概念がある。
  ところが、いつの頃から「こうなった」のだろうか?
     タレントか?アナウンサーか?訳が分からない女子が増えた。
        アナウンサーがTVカメラの前で、飛んだり跳ねたり騒いだり! これは一体何なのか??
           画面のテロップの「〇〇アナ」と出るから、恐らく局のアナウンサーなのだろう!
「タレントならタレントらしく」、「アナウンサーなら、それらしく」すべきである!
   イヤなら、タレントか芸人に転向したらいいじゃないか!
     ・・・当然みんな若いが、これらがドタバタすると「気分が悪くなる」

⑤ 昔の貴族と現代の貴族 ・・・貴族は続く
平安時代には貴族がいた。
  貴族とは「非生産階級で支配君臨階級」である。
     どの位いたか? 都と地方を合わせると「約1600人」だと云われている。
       この頃の日本の人口は「約600万人」だと云われているから、比率は0.00027%である。
        ・・・いづれにしても非常に少ない。
             だから「特権階級」と言われるのであるが・・・
                この人達は「ひたすら遊び、ひたすら消費し、正に贅沢三昧」であった。
                    当然、それを支える民は貧苦に喘いでいた・・・
今も「貴族はいる」
   但し、現代は貴族と呼ばず(さすがに差し障りがあるだろう)「議員」と呼ぶ。
      現在、都には「750人の貴族」(衆議院500、参議院250)が居る。
         この他に「地方貴族」が桁違いの員数居る。
            党や会派や派閥や、色々云うが「究極は議員になる手段」である。
               自民党や民主党や共産党や、色々云うが「特権階級になるための手段」である。
その証拠に、旗色を眺めて「強い方になびく」
  昨日まで〇〇党と云っていたが、今日から〇■党、そしてまた変わる。
    ・・・一度手に入れた特権階級=貴族の地位を維持したいのが本質である。
         そのためには「何でもやる!」

⑥ ゆっくり車と交通法 ・・・おかしいヨ!
車で走っていると「なんじゃこれは!」と思う車がいる。
   ナメクジが昼寝する位のスピードで、天下の公道を「のたりのたり」と行く、例の輩である。
     何を思って走っているのだろうか?
       「人の邪魔をして」そんなに嬉しいか?
          道は一本である。  ・・・数車線あれば、こんなことは言わない。
30Kmや40Kmで、郊外の空いている道路を走るのは「エゴ」である。
   皆、事情があって車を使っている。
      プロの運転手も多くいる。(当然、運搬や料金の上りで一家を養っている)
        ふざけてはいけない!
自分は制限速度を守って「満足かも知れない」が、世間の大迷惑である!
   ・・・極論すれば、見つけ次第処罰すべきだ。
       こんな車に遭遇して「イライラする」だけでも事故の危険が増す!

もう一つは制限速度40Kmの標識である。
  街の中心ならいざ知らず、郊外の郊外の外れの「農道様」の道路に40Kmの規制が多い。
    周りには危険な要素は何もない。
      この道路を「41Km]で走ったら、厳密に云えば「道路交通法違反」である。
         多くの車は60~70Km位で走っている。
           では、みんな違反なのか? 否! 捕まらなければ「違反ではない!」。
基本的におかしいではないか! 捕まろうが、そうでなかろうが「違反は違反」であるのが、法の正道だ!
  ・・・たまたま捕まった時だけ「違反した」と云う。
       こんな法(道路交通法)は、基本的に間違っている。

モノづくりの原点…それは「人と社会を結ぶ応用技術」

応用技術で暮らしを支えるモノづくりを。
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