No.72 私が夢見た理想の国
もし私が国を創るとしたら、どんな国を創るか?考えながら寝ると夢を見た。
(夢の内容は、いづれも現状否定であった)
現状とは、実に巧妙な、アメリカの属国化・骨抜き戦略に「どっぷりと嵌り」それにも気づかない平和ボケとメルヘン国日本の事。
この状態が良いとは思っていない有意の国民も多くいるのではないだろうか?
私の一夜の夢による「私の理想国」であるが、折角の機会だから一部を紹介したい・・・
・・・私の「夢の戯言」だから、念のため。
アメリカとの決別
アメリカの属国・植民地から「独立国家樹立」へ! ・・・当然、米軍の駐留と基地は即不要
国民の総意で、自立の道を、地に足を付けて、着実に歩む!!
自国の憲法を持つ
「民族と歴史と文化」を中心思想とする「自主憲法」を創る。
アメリカが1週間で作って押し付けた現「憲法もどき」を直ちに破棄する
(現憲法は、アメリカにとっては都合が良いかも知れないが、日本に取っては非常に都合が悪い)
国の「大黒柱」を明確にする ・・・大黒柱とは「アイデンティティ」である。
外国に対して「毅然とした態度」をとる。
国は民の為に、民は国の為に!
民族繁栄・質実剛健・勤勉実直・創意工夫・質素倹約を「国の指針」とする。
国是(社会指針)は「脱拝金主義=脱アメリカ主義」
品格、品位、礼儀、質素、和を貴ぶ風習とする。
防衛軍を持つ。
防衛費の上限を定め、常に新鋭兵器で武装した「強い防衛軍」を持つ・・・例えばスイス
現場に反撃の権限を与え、攻撃は間髪入れず可能にする!
(例えば、領空・領海侵犯などに対して)
徴兵制度を有する。
18歳で全員徴兵、2年間の軍隊経験。
その後、軍隊に残るか除隊は任意。 但し、全員が60歳まで「予備役」となり準現役兵となる。
2年の軍隊経験が、その後の「社会パスポート」となる。
大学に入るには、この「パスポート」が必要。
議員、公務員も同じ
当然、軍人には「名誉」を与える!
戦死したら国の英雄として国立墓地に! 家族は国が一生涯、生活面の面倒を見る。
社会・階層制度を認める
自分に合った「安住の位置」を選択できるようにする。
全員が中間層の考えが、逆に「生きづらく」なるのを防ぐ
レールから外れても、生きられる「位置=層」を作ることで、救われる人々が居る。
税金の用途を「厳しく制限」する
税金は国民の総意による「血税」との認識を基本概念とする。
公務員と税金は「お神酒・どっくり」、公務員が居るから税金が居る。 従って、公務員を無くせば税金は激減する!
官民癒着を断ち切る!
立派な庁舎は「ボロ小屋程度」でよい ・・・現状、小さな地方都市が立派な庁舎を建てる不思議!
公務員の限りなくゼロ化を図る!
外交、警察、軍隊のみ国機関とし、他は国家機関不要
他は全て民営化! 但し、公務員の天下り、3セク化は断固排除!
所得税・住民税・健保&年金の天引き徴収を廃止、全国民「申告制」にする!
教育制度
教育の目的は、国、民族に有意な人材を育成し、国の永続と繁栄を図って民を豊かにすることである。
このため、国語、歴史教育を重視し、教育の中心に据える。・・・特に歴史教育を徹底する!
英語などは技術者コースとエリートコースだけで良い。
「 飛び級、落第あり、男女別(男女7歳にして、席を同じうせず)」
小学校は6年 ⇒ フリーコース ⇒ 社会学校2年 ⇒ 一般社会へ (例えば、飲食、店員、サービス、工員など)
⇒ 職人コース ⇒ 工人学校3年 ⇒ 親方に弟子入り ⇒3年の徒弟制度で修行 ⇒親方へ
⇒ 一般コース ⇒ 中等学校5年 ⇒ 一般人 (例えば、会社勤務、工員、管理・監督職など)
⇒ 技術者コース ⇒ 技術高等専門学校8年 ⇒各種技術者に (優遇)
⇒ エリートコース ⇒ 中等学校5年 ⇒ 大学5年 ⇒ 国家エリートへ (超優遇)
従って、12歳で道が分かれる
エリート層
政治、外交、経済、研究の国家的エリートである。
技能者層、親方・職人制度 ・・・社会から尊敬を受ける制度(例えばマイスターのような)を設ける
職人に適任の人も多い ・・・この人達に中高大学は不要
(12歳頃からの鍛錬・訓練が非常に有効である。 高校・大学卒からでは遅い)
日本は、過去も未来も「物作り」の国である!
一切の資源なく、あるのは有意の人材だけである!
議員は名誉職にする。 ・・・現在の議員は「貴族」・・・しかも世襲が多い・・・なんたることだ!
選挙制度を抜本的に変える ・・・現在の「選挙」は「税金を使った貴族の就職活動だ!」
議員報酬を限りなくゼロにする。
立候補者への投票には「×」をつけることも可能にする
(現に、当選させたくない人間も居る)・・・例えば、国賊の三世、やくざの三世、闇献金・裏金閥の2世などなど)
基本は「民衆からの推薦制」への投票
つまり「やってほしい人」を選ぶ
そして選挙人は「納税者」だけ。
また、多額納税者には「見合った投票数」を与える
死に対する価値観を変える
長生きを称えない。
「どう生きたか!」を称え、評価する社会にする。
従って「尊厳死」を倫理通念とする
当然、「延命治療」は撤廃
「自己責任」を社会の基本ルールとする
起きる確率が極めて低い事案には、税金や投資をしない。
例えば、所構わず「柵」を作る、「注意看板」を建てるなど不要。
鉄道のホーム、社内での「執拗な放送」、「けたたましい音」を止める。
(時間が来たら、静かに発車する、 そして何も言わず停車する)
福祉
福祉を「聖域化しない!」 当然、切り捨てもある!
所得税、住民税、固定資産税を払っていない人への福祉(補助)は最低限度にする。
多く払った実績のある人には「手厚い福祉を行う」
老人福祉
どんな生き方をしてきたか?で以後の対応を決める
( 「誰でも一律」を止め、差別化する )
障害者福祉
親の意思で産んだ子供は、以後「親の責任」で面倒を見る)・・・国・自治体に求めない
やむをえない場合のみ、公的施設で見る。
その場合、親の税金を高くして徴収する!
(払えない人からは給与で徴収する)
公務員大改革
公務員は公僕だ! ・・・公務員が高待遇で、かつ、大きな顔をするのは許せない!
公務員は国、自治体=一般国民の「扶養家族」であるから「コスト低減」を徹底する。
待遇=給与は、限りなく少なく、待遇は中小企業の「平均以下」とする。
そして、公務員は志願制にする。
また、首長が代わると「総入れ替え制」にする ・・・首長が代わると全員クビ
規制ゼロ化が実現する! ・・・うまみがないから公務員になり手が無くなる結果として。
(公務員が居るから規制があるのだ)
公務員を無くすと規制は不要
例えば「車検」など即撤廃
準公務員、準研究職、学芸員、などを無くする ・・・工員に振り向ける
(勉強はできるが、実社会では生きていけない人達が多く居る)・・・一生、社会の目立たない所で生きている
国を維持するための労働力として活用する!
会社員
エリートと工員を分け、区別する。 ・・・男女同等
待遇に大きく格差を設ける
年収格差を大きくする・・・能力別待遇
総平均化を排除する。
以上は順不同だが夢の一例である。
以下追記:
日本は一度本気で「国の有り様」を真剣に議論して断固実行する必要があると思う。
その時期がいつになるか?
私は、日本の「負のエネルギー」がピークに達する2070年~2100年ではないかと想像する。
その時期を待たなければ、残念ながら日本は「普通の国」にならない。