『夢のつれづれに』 - 私の願い -

No.33 1年が速い

投稿日:2015/12/01 投稿者:大西秀憲

今年(平成27年)も1ヵ月を残すのみとなった。
昔から、年齢を重ねると1年が段々短く感じられると云うが、その通りだと思う。
特に今年は日数が早く進んだように思う。
それは私自身に変化があったためである。
その変化とは、7月1日に社長を辞め「会長」になったことである。
  ・・・これは予定の行動であり、68歳で社長を交代しようと決めていたものである。

中小企業の社長の交代年齢で一番多いのは68歳である。
   これを若いと見るか?妥当だとみるか?見方は色々あると思う。
私は元気な内に「余力を残して」社長交代するのが良いと思って実行した。
・・・ヨレヨレになり、入退院を繰り返しながら、ついに仕事ができなくなって、止む無く交代するのはダメだと思う。

寿命が延びていると云えども、病気や体調不良で通院や入院をする年齢がやがてやってくる。
概ね75歳以上がその年齢である。
・・・これを後期高齢者という。
つまり、今から約10年ほどが元気で自分の意思通りのことができる「最良の時期」であると思った。
   現役の社長をやっている間は、プライベートな自分の好き勝手はできない。
その点、会長になると日々の業務から開放され、自由度が極端に高くなる。

そこで私は以前から持っていた構想を具体化すべく、1年の計画を立てて実行に移した。
それは「大空」を翔ることである。
・・・それには「免許」を取得しなければならない。
私に取っては久々の「国家試験」へのチャレンジである。
   因みに、10年前に「1級小型船舶操縦士」の免許にチャレンジして取得した経緯がある。

11月初めに、国家試験があった。 ・・・申請は9月に出していた。
   9時から試験が始まるので、朝早く家を出て大坂に行った。
      試験は5科目、9時から始まって終わりは2時であった。
このため私は久々に「猛勉強」した。
・・・どうせなら「全科目満点」でパスしてやろうと思っていたからである。
とにかく勉強を始めたが、記憶力の減退に愕然とした。 ・・・とにかくすぐに忘れるのである。

結果は12月に通知が来るが、自分の採点では満点とは縁が遠かった・・・
とにかく、全部頭に入れたつもりであったが、どうにも分からない問題がいくつかあった。
5科目共に70点以上が合格なので、内2科目が合否ギリギリのところだと思う。
しかし、久々に国家試験の受験勉強をしたのが「非常に良い刺激」となったのが、大収穫である。

この試験を受けて感じたことは、多くの若い人達が真剣にチャレンジしている姿を見たことである。
  ・・・同日、東京でも同じ試験が行われた。
大坂会場では「約100名」の受験者である。 ・・・その内約10名程が女性であった。
全体を見たところ、人間の質は高いと感じた。
  未来と可能性にチャレンジする姿は非常に頼もしく思った。

次にまた国家試験にチャレンジする。
   ・・・それは(来年)28年1月である。
これまた少々勉強をしなければ合格しないだろう! ・・・これから勉強をスタートする
そして28年5月には、また上級の国家試験にチャレンジする。
   これに合格すると、私の1年の計画進捗は40%位になる。
こんな訳で、来年の9月ごろには「夢が実現」すれば嬉しいな!と思っている。

もう一つ、日常的には大きな絵を描いている。・・・今までに描いた絵は約50枚(100枚が目標)
   それは「屏風絵」である。
どうしても大きな絵を描きたくて、そのためには屏風が良いと分かったので、美術品オークションで屏風を手に入れた。
   それは金屏風で6曲、高さ1750mm、横3600mmである。
大きいので中々絵が進まない。 ・・・年末までに完成したいと思っている。

以上の状況で、私の自由な10年の1年目が非常に充実して進んでいる。
だから、余計に日が経つのが早いのかも知れない。

モノづくりの原点…それは「人と社会を結ぶ応用技術」

応用技術で暮らしを支えるモノづくりを。
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