『夢のつれづれに』 - 私の願い -

No.43 二つの大ウソ その②

投稿日:2016/10/01 投稿者:大西秀憲

国民の3大義務の一つが教育の義務である。・・・但し、これは親が「自分の子供に教育を受けさせる義務」である。
  よって、親は自分の子供の教育を国や自治体(あるいは私学)に委ねるのである。
    その教育に於ける内容が実に酷いと私は思う。
      このことに私は全く気が付かなかったが、最近になって漸く分かりかけてきた。
         国は国民にウソを教えている! ・・・しかも意図的に!(裏に黒幕がいる)
           つまり、私はウソの教育で育ったのである。

一体、自国の国民を教育をするのに、なぜ?国はウソを教えるのか? ・・・(要するに黒幕が描いた絵の実行だ)
  前号で「大ウソ その①」を書いた。 ・・・明治維新に関するウソである。
今回はその②として「日本と日本人に関するウソ」について書く。

私が小学校・中学校の頃、先生から聞いたのは(つまり教わったのは)概ね次に要約できる。
  曰く、「日本は世界の中で大変小さくて取るに足りない国だ! そしてアジアで悪いことばかりをやってきたのだ!」
     今でも、このように信じている人も多いのではないか?
        私も実は50歳位まで、何も疑わずに教わった通りを信じていた。
           ところが、45歳で(卒サラ)会社を設立し、仕事で海外に出始めると、疑いを持ち始めた。

私が実感した例①(EU)
ヨーロッパで、Made In Japan製品と私に対して高い評価をしてくれた。・・・ドイツ、スイス、イタリア、北アイルランド
   特に日本製品に関しては絶大な信頼を持っていると感じた。
     平成16年、ドイツの展示会に出展した。 ・・・それは、世界3大福祉機器展の一つ。
        日本企業は「我が1社のみ」
          対して、中国・台湾企業が約50社ほど(まとまって)出展していた。
            私は何度もそのブースを見に行ったが、閑散として人気がないのが、その印象だった。

EUのビジターの云うには「中国製品など相手にしない!」とのことだった。
  対して、我が製品には「大変な関心を示してくれ、技術は日本!」の評価を感じた。
   つまり、EUの人々は日本を相当高く評価していることが良く分かった。
     彼らが異口同音に言うのは、技術・製品はもちろんだが、国として「日本は大国だ!」との評価である。
        これには私は驚いた!  ・・・今まで教えられてきた事と真逆なのだ!

理由を聞いた。 ・・・それで私は「なるほど!」と納得した。
それは経済と人口と面積である。 ・・・日本の経済力世界第二位は当然知っていた。
  問題は人口と面積だ!
   ドイツの人口は約8,000万、フランスは約6,400万、イギリス・イタリアは6,000万台、スイスなど800万に過ぎない。
      それに比べ日本は約12,700万人である。 ・・・つまり、ヨーロッパの大国よりはるかに多いのだ!
         よって、「日本の人口は、世界の国で大変多い(つまり大きい国)」のである。

また、日本の領土面積は世界で61位であり、決して大きいとは云えない。  ・・・因みにドイツの領土は62位。
  然しながら、EEZと領海の広さは447万平方Kmあり、これは世界で6位である。
    よって、領土と海を含めた自国が支配する面積は「世界で大変大きい」のである。
       だから、「日本は小さな国」と云うのは全くのウソで、逆に「大きな国」なのである!

なぜ?こんなウソを子供に教えるのだろうか?
  子供の時から、日本は、お前の国は、小さい!小さい!小さい、と云われれば、本当に小さいと思うようになる。
    これでは、子供や国民が「取るに足りない国だ!」と思っても不思議ではない。
       これで自国に誇りを持った国民が出来るわけがないと思う。
要するに「自虐的」に自国を矮小化して、落し込むシナリオを書いた輩が居て、それらに操られているのである。
  ・・・世界戦略として、日本を落し込めば「誰が(どの国が)得をするか?」・・・英・米・中 ?

また、アジアに対して(第二次世界大戦で)「侵略して、多くの悪い事をした」と教えられた。
  しかし、それは本当だろうか?
    私は、アジアでは韓国、香港、中国、(中国東北部)、台湾、ベトナム、マレーシアに行った。
      彼らは、日本と日本人に対して「羨望と憧れと尊敬の念」を持っていると感じた。
         (・・・なんだこれは!)

過去の恨みと敵対心が本当にあれば、このような対応ができるだろうか?と私は思った。
  侵略したと云うが、どのような事だろうか?
    事ある毎に支那事変が表に出されるが、そのお陰で八路軍(共産党軍)は政権が取れたのも事実である。
      大東亜戦争が終わった時、日本軍の残した武器と日本の兵隊で、国民党軍と内戦して勝ったのが八路軍だ。
        (よく日中戦争と云うが、当時は支那事変と称した)

もし日本の侵略を云うなら、イギリスは香港を!ポルトガルはマカオを!100年間も占領していたではないか!
  更に云うならイギリスは「アヘン」を無秩序に野放図に与えて清国人(シナ人)を骨抜き・廃人にして自滅させた!
    これらの事をなぜ?表に取上げて、責めないのであろうか?

日本は悪いことをしていないのか?と云われれば、悪いこともした。
  しかし、時代は「帝国主義」華やかなころ! 先進国は競って、植民地を求めて争っていたのが実態である。
    私の結論を云えば、日本は他の先進国ほど「えげつなく悪いこと」はしていない。

欧米人は植民地や未開発国の人間を「家畜」のように扱い、またそれに慣れていた・・・
  欧米人は植民地にした国の人民に教育はしない! ・・・すれば、結果として将来必ず歯向かってくるからだ!
    日本は台湾や朝鮮に対して本国と同様の教育を行った。
       ・・・日本が学校を造るまで、一般人に対する教育機関は無かったのである!
             植民地に公民教育システムを造り実行した先進国など無い!・・・日本だけだ!

では、なぜ? 日本だけが責められるのだろうか?
  私は、その「最大のキー」は、日本は欧米人ではない、ことにあると思う。
    もし日本がやったことを欧米人がやったのであれば、「近隣諸国は何も云わない!」だろう。
       ・・・ここにも意図的な裏の黒幕の絵図が見える!
            日本は80年ほども経つのに、いつまでも責め続けられるに値する「悪い事はしていない」
                もし、昔を責めるなら「各国同列に」やるべきであり、それが世界の常識だろう!

子供や国民にウソを教えて「得をするのはだれか?」
  私は(一握りの日本人が、本当の黒幕に操られて)意図的に、自分の利益の為にやっているのだと思っている。
    そうでないと、説明がつかない!

ただ、「ペリー来航以来92年」で、アメリカは日本を手に入れた。・・・現在はアメリカの植民地。
   間違ってはいけない! 日本は独立国ではありません!
      ・・・本当の独立国なら「凛として、厳として、メルヘンごっこはしない!」ものです。

  やはり、植民地の国民には自国を誇る資格もないのだろうか?

モノづくりの原点…それは「人と社会を結ぶ応用技術」

応用技術で暮らしを支えるモノづくりを。
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