『夢のつれづれに』 - 私の願い -

No.52 夢について

投稿日:2017/07/04 投稿者:大西秀憲

夢には2つある。
1つは、寝ている間に無意識に見る夢、もう一つは、意識的に描く自分の将来像である。
   無意識に見る夢はコントロール不可能だから、これは普通は論外。
      ただし、稀に「正夢」という夢があり、これは未来を先取りすることがあるから、強ち無視できない。
         現に、夢で「ひらめき」を得たり、窮地を脱して幸運の選択をする事がある。
            ・・・それだけ真剣に考えている者に神が与えるプレゼントだと思う。
                 従って、夢を無視できない
                    (私は何度も夢に助けられた)・・・これを私は「神のお告げ」と思っている。

次に自分が意識的に描く夢である。
   最近自分の夢について語る人を見ていて気付いたことがある。
      それは「夢と目標」を混同している事だ。
例えば「あなたの夢を聞かせて下さい」との問いに、「志望校に入ることです!」とか、「家を持つことです!」と答える。
   それは「目標」でしょ!
      夢は一寸努力すれば到達したり、金を出せば実現すると云うようなものではない。
夢は目標とは次元が異なり、この世で出来るか?どうか?分からないが、とにかく実現に向かって進みたい!と云うものだ。
   近頃、夢と目標を混同しているのが非常に気になる。
      全く違うものを、明確に分けよう!

「いつでも夢を」と云う歌があったが、「子供に夢を!」の言葉も、よく使われる。
   当然だが、この言葉を使うのは、子供ではなく「大人」である。
      特に社会のリーダーと云われる人達が好んで使う。
         しかしながら、子供の夢をぶち壊しているのは、この「社会のリーダー」と呼ばれる人達である!
見ましたか!国会の酷さを! 議論の超低レベルさを!
   見ましたか!議員と呼ばれる人達の低レベルと醜い人間性を!
      見ましたか!官僚のデタラメさを!
         あれで「しゃあしゃあとして」世間を通っているんですよ!
            あの醜い姿を、これでもかと見せつけて、それで国民に訓示を垂れても「誰も聞く耳を持たない!」

昔は出世の目標を「末は博士か大臣か!」と云った。
   それなりの教養と人格、洗練された人間性が魅力だった。
      今「漢字が読めない大臣」が居るんですよ! 信じられますか!
         子供に「何と説明」するのか?

国会で疑念があるから「資料を出せ」と、散々すったもんだした挙句、出てきた資料は、ほとんど「全面真っ黒け」のA4紙の束。
   これを「資料と呼ぶ」感覚が、全く分からない。
      もし国民が役所に提出するものを「黒く塗りつぶして」出したら、役所は受け付けるのか?
         絶対に受け付けない!

それどころか、「一字間違っていても」書き直し、再提出となる。
   なぜ?上に立つ者だけが許されて、一般の民は許されないのか??
      現に、選挙で議員は「国民が第一、市民が第一」と云っているではないか!
        ・・・この一事を見ても、議員が云っていることは「嘘と誤魔化し」だと分かる。
子供の夢を徹底的に潰しているのは、政治家、官僚である!

最後に「お前の夢は何だ?」と問われる前に、説明したい。
   私は今年、70歳になるが約25年サラリーマンをやり、約25年経営者を経験した。
      いいとこ、「元・ピン」での人生は、あと10年であろう。    *「元・ピン」は元気でピンピンのこと

従って、私の夢は「来世」でのことである。
   困ったことに、これで実際、悩んでいる!
      とにかく、来世で「したいことが3つ」あり、現時点で決められないのだ。
私が来世になりたい夢は、「医者、画家、経営者」である。
   現時点で、まだ絞り込めていない ・・・従って困っている。
      医者も「心臓外科医」か「脳外科医」である。
         なぜなら、私は手先が極めて器用であり、「神の手を持つドクター」にもってこいと思うのだ。
            何より、人が助けられない患者を助けることができるのは素晴らしい仕事である。

絵は子供の頃から好きだったが訳があり、家では描けなかった・・・
   それで65歳になった時から絵を描き始めた。
     (その頃から経営的にも目途がたったことが幸いであった)
        今、猛烈なスピードで書いている・・・・100作品が当面の目標である。
            絵は理屈抜きで「人を和ませる」

一方、再度「経営者」も捨てがたい。
   私は全ての職業の中で「経営者が一番素晴らしい」と、本当に思っている。
     (製品で人の役に立ち、社員とその家族の生活を保障し、多額の納税で社会に貢献できる、からである)
        これは、私が経験したことによる。

新卒の面接時に「人の役に立つ仕事がしたい!」と多くの大学生が云う。
   ならば、将来の夢として「経営者」を目指してはどうか!
      それほど、素晴らしい仕事である。

よって、私は迷っているのである。
(来世のことなど、考えるな!バカ!と、言われそうだが、夢は夢である)

モノづくりの原点…それは「人と社会を結ぶ応用技術」

応用技術で暮らしを支えるモノづくりを。
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