No.55 巷のあれこれ
巷で気になる事柄を、順不同であれこれ書く。
断っておくが、全くの主観であり、リタイア者の戯言である。
①北朝鮮のミサイル・・・その2
今度は前回より射程の長いミサイルを打った。
前回も書いたが、今回もJアラート騒ぎがあった。
学校も休みになったそうな。 ・・・なんでや?? 着弾した後ですよ!
今回の高度は約700Km。
・・・それでも、メディアは「日本の上空」を飛んだと一斉に報じた。
確かに上空には違いないが、それは大気圏外である。
もし、上空を「飛んだら怪しからん」と云うなら、現在大気圏外を飛んでいる人工衛星はどうなるのか?
万を超す衛星の中にはもちろん、「軍事衛星」もある。
なぜ? 人工衛星には「Jアラート」を流さないのか??? ・・・私にはサッパリ分からない!
言うまでも無いことだが、常識で考えれば、身を伏せたり、両手で頭を保護したとしても「何の効果も無い」
なぜ?こんなことを続けるのか? ・・・政府、自治体に常識人は居ないのか??
②尖閣に近づくな! の不思議
中国の公船、漁船を含め多くが尖閣近辺を「我が物顔」で航海している。 ・・・挑発すらしている
日本の領海に平然と侵犯を繰り返しており、その数は徐々に増加している。
これは「既成事実」作りの常套手段であり、絶対に看過や許してはならないのは、国際常識である。
むしろ、政府は日本の漁船を尖閣周りに「どんどん増やす」べきなのである。
ところが面白いことに日本政府は漁船に「尖閣に近づくな!」と云って規制している。
・・・これは一体どうゆうこっちゃ!!
他国の船は近づけておいて、自国の船は排除している! ・・・なんじゃ!これは!!
近隣諸国からバカにされるのが良く分かる!
③竹島の日
竹島の日を設けて行政も運動を展開している。
それは分かるが、国際問題を国内の情緒的なお祭り運動で、お茶を濁しているように見える。
占領されて、既に60年以上経つ。
・・・負け犬の遠吠え、のようなことをしていて「返す訳がない!
本当に取り返す気があるなら「軍隊を派兵して、軍事的解決」しか、道はないのである!
なぜなら、韓国は「軍事施設」を作って、運用しているのである。
しかし、捏造の慰安婦問題すら解決できない国が、軍事解決など「夢のまた夢」である。
よって、さっぱりと忘れて諦めることである。
(自国の領土を占領されて、実力で取り返す気概のない国が、ぐじゃぐじゃ云うな! 見苦しい! )
④国土の所有者不明土地20% ! ・・・九州と同じ面積
土地の所有権が整理されておらず、持ち主不明の土地が全国土の20%もあるとの驚き情報を見た!
政治と行政の怠慢と言うしかない!
・・・これを放置していれば「国が危ない」ことになる。
不明土地は主として「地方」に多い!
地方の国民の耳障りが良いように「これからは地方の時代!」だと云う。
その地方が「地方消滅」と「不明土地」の致命的な問題を抱えていることに「ほうかむり」と「知らぬふり」をしている。
お願いだから「口先で誤魔化す」ような戯言を云うのだけは止めてくれ!
・・・解決するには「腹を括った新たな法律」が必要である。
⑤安室奈美恵引退のニュース ・・・なんでこれが臨時ニュースか?
NHK がテロップで引退のニュースを流した。
たかが歌姫の引退を天下の公器であるNHKが、しかも臨時ニュースで流す異常さ!!
この国の常識的な基準は一体、どうなっているのか?
こんなことを扱って、何とも思わないのが、異常である!
いつからこんな4等国民になり下がったのか?
・・・臨時ニュースで扱ってよい事と悪いことがあるのだ!
とにかくNHKの位置づけは「国営放送」なのである。・・・金払わんぞ!
⑥森林放置の恐ろしさ! ・・・国がダメになる。
日本中の森林が放置されている。
放置とは誰も手を加えていない状態のことである。
昭和30年代まで、山はまるで公園のように綺麗に手入れされ、美しかった。
植林、草刈、枝打ち、間引き、伐採、⇒植林、草刈・・・・・の繰り返しで自然循環されていた。
これは「有史以来」連綿と続いてきたものであった。
それが1960年ごろから断ち切れ始めた。
今では、もう見る影もない!
そして自然の反撃として、大雨が降ると川の洪水による災害が頻繁に起きるようになった。
全部とは言わないが、森林放置の「つけ」がまわってきた。
山の木が大雨と共に里に流れ出て、橋を塞いでダムのようになり、堤防決壊により人家に大きな被害が出ている。
要するに、山に木を放置しているのと、手入れを全くしていないことが主因である。
・・・なぜ?放置するのか? 答えは簡単!「森林は儲からない」からである。
しかし、儲からないから(誰もやらないから)だけで、森林を放置してよいのか??
緑は日本の特徴である! 国土の70%の森林があるから「水が豊か」で美しい国なのである。
このままでは「国がダメになる」と思う。
民間事業では成立しないので、これは利益を無視した国営事業しかないだろう!
しからば、緑豊かな日本の国は守られるであろう!
⑦国家体制のダイエットを!
日本の企業は「乾いた雑巾をまだ絞るほど」ダイエットしている。 ・・・必死に生き残るためである。
ところが国家体制はダイエットしていない。
高齢率40%と云う極めて異常な方向に向かって「まっしぐら」に進んでいるというのに!!
為政者は流石に、ここままでは国が成り立たないことを承知している。
従って「一億総活躍社会」と、本質をぼかして幻想を与えるような戯言を言うしかないのである。
今から異常社会に備えるべきである。
それには国家体制のダイエットしかない!
当事者には気の毒だが、公務員、準公務員、虚業従事者の数を極端に減らすことである。
高度経済成長時代に民間企業の肥満に呼応してどんどん増やしたが、そのままの肥満が続いているのである。
これらの人は国の「扶養家族」であるから、実業のように「付加価値を生まない」のである。
付加価値を生む(つまり経済の発電機)実業企業は、自由に活動をさせるべきである。
( 「働かざる者、食うべからず」の時代が20~30年後に必ず来るのである)
それまでに、税金だけで食っている虚業従事者の数を極端に減らすダイエットをやらねば、国がもたない!
・・・公務員は国民の「公僕」を実現する非常に良いチャンスである!
⑧もう年金はどうにもならない!
今年の7月に70歳になった。
それで厚生年金を払う義務がなくなり、逆に年金を受給する立場になった。
この実態経験で、年金の状態が良く理解できた。
結論から言えば将来、年金で普通の快適な生活をすることは不可能になるだろう!
私は70歳まで年金を掛け続けたが、多くのサラリーマンは60歳までであろう。
(そして60から受給するか、65歳まで我慢してから受給するかの選択をする)
私の同年代が年金を受給している10年間、私は年金を「最高額」で払い続けたのである。
そして51年、年金を払ってきた。
その私に通知された厚生年金額は「一か月¥129,000円」である。 ・・・人より長く、多く払った私が!である。
恐らく多くの人は私よりもっともっと少ないであろう。
・・・このことを見て「日本の年金」はもう既に「限界が来ている」と感じた次第である。
これからは加速度的に年金額は減額され、逆に受給年齢は近いうちに「70歳から」になるだろう!
どうやって老後を生きるのか? 国に頼らず、個々が本当に真剣に捉えて早く手を打つべきである。