『夢のつれづれに』 - 私の願い -

No.69 日本は全てに於いて総括なし

投稿日:2019/04/15 投稿者:大西秀憲

総括なし!の一例

「大東亜戦争」・・・アメリカは太平洋戦争
誰が戦争を決断したのか? 決断までの「絵」は誰が描いたのか?
  なぜ戦争したか?
    戦争の結果、どうするつもりだったのか?
      どのように終わらせる計画だったのか?
何が良かったのか?
  何が悪かったのか?  何が間違っていたのか?
    日本が戦った結果、得した者は誰か? 損したのは誰か?
      日本が戦争したことで、世界はどのように変わったのか? 恩恵を受けたのはどこか?
        (例えば、日本の戦争のお陰で、独立を果たした国から「感謝」されたか?)
二度と戦争をしないために、どうすればよいか?
  戦争に勝つためのは、どうしなければならないか?
    等々

「震災」
例えば福島原発、今も全く総括をしていない。
  絶対に次の総括をすべきである。
    事故時、情報を流さず、むしろ隠したのはなぜか?(観測システムにより世界の観測者はリアルタイムで知っていた)
      誰が隠すよう決断と指示をしたのか?
        なぜ?飯館村の方向は危険だから逃げるな! となぜ?云わなかったのか?
         (風の方向から、どちらの方向に放射能飛散が広がるか?分っていたのに)
なぜ?発表と注意喚起をしなかったのか?
  メルトダウンが分かっていたのに、なぜ?発表せずに隠したのか?
    隠したのは誰の指示か?
     (現に、外国人は独自ルートの「逃げろ情報」で、一斉に逃げたではないか!)
なぜ?国民だけ騙したのか?
  その決断をしたのは誰か?
    総括した上で、是は是、非は非で、後世に記録を残さないと、次の原発事故時に、また同じことを繰り返す。
      その愚をすべきでない。
(はっきり云って、当時の民主党政権の「菅直人(通称:イラ管)と枝野の政治ミス」である)

「消えた年金」
  「最後の一人まで明らかにする!」と大臣が公式に発表したが、その後どうなったのか?
    これも、今に至るまで「総括なし」である。
      天文学的多くの人の年金が消えて無くなったではないか!
        そして、いつの間にか、この問題は「ドガチャガ」になり、ついに誰も「年金のねの字も」云わなくなった。
          云わなくなったからと云って、貴重な掛けた年金が解決した訳ではない!
要するに、末端の国民が「泣き寝入り」しただけのことだ!
  そんなバカなことが、白昼堂々と許されるのか!
    これは、国家的詐欺と怠慢である。
      云った大臣が責任とったか?
        誰か一人でも「刑務所に入ったか?」、誰も責任負わず、罪に問われず、全てが時間と共に「ウヤムヤ」になった。
データの追求が不可能なら不可能で、それも含めて「総括」すべきである!
  今のままでは「本質は霧の中」なので、いつかまた同じ問題が起きる!

「公文書」
財務省と云えば省庁の中の省庁で、国で一番の国家行政機関である
  そこで「ズル」が平気で行われた。
    国有財産を売却する過程の「契約書や記録」が一切無い!と云うのである。
      そんなバカなことはありえない。
そして、しぶしぶ「あった!」と云って出してきたのは、枚数は多いが、読むこともできない「黒塗り文書」である。
  これを平気で「国民の前に晒した」のであるから、驚きだ!
    国民や企業が出す申請書や文書・記録に対しては「一字一句、文句をつける役所」が、自らはこんなことを平気でする!
      もし、確定申告や税務調査で「黒塗り文書や資料」を出したら、何と云われるか!!
        国の最高機関が国民に、公の場でこんな醜態を見せてはいけない!
国税長官が辞任して「全て一件落着」では、一般国民は納得できないだろう。
  少なくても私は「公尊民卑」が、今も堂々とまかり通ることを、改めて見せつけられた!
    この問題も、事の顛末を全く総括していない!
      従って、今後もまた起きる。

「 え! エ! え! 」
それは無いだろう! いつの間に?
  竹中平蔵氏は「金に独特の嗅覚」があるらしい。
    例の、外国人労働者50万人受入の「絵=設計図」を描いたのは、同氏である。
      氏は政府委員か何かの役職に就き、この件を実に熱心に! 突き進めた!
        とにかく、内閣と党を挙げて、突貫工事宜しく、法案を成立させたことは、ご存知の通りである。
     (云っておくが、私は現場労働者不足のおり、これを解決して日本経済のため外国人労働者に必要性は理解している)
えらい急いで通したナ!と思っていたら、不思議な事に気が付いた。
  人材派遣会社大手の「パソナ」がある。
    この会社は「外国人労働者受け入れサービス」を急展開する戦略を整えた。
      さすが、やる事が速い!と感心していたが、驚いたことがある!
        何と「 パソナ 代表取締役 会長 竹中平蔵」の文字を目にしてびっくり仰天したのである。
         (メディアは「パソナ会長 竹中平蔵」を表に出さない! ) ・・・裏で何か?あるのか?
これは、絵に描いたような、利益誘導「我田引水」である! ・・・世間ではこれを「ズル」という。
  なるほど! それで急いで、強引に、しかも「一生懸命」やっていたのか! 分かった!!
    要するに氏は「金に目がくらんだ」のであろう。
      この外国人労働者の問題も(移民問題を含め)全く総括していない!
今後、なにが起きるのか?
  国と自治体、コミュニティは、どうするつもりか?
    誰が、どのように手を打つのか?
      国民、特に地域住民は、どのように対応すればよいのか?
        日本人は異民族に慣れていない!!
          宗教も食べ物も文化も価値観も、民族毎に大きく異なる
            住民=国民に対して、何も説明していない・・・
              (政治家や官僚が、地域で彼らに直接接する訳では無い、接するのは住民だ!)
労働者受け入れで「得する者」は誰か?  逆に、損する者は誰か?
  外国人労働者とその家族が不要になったとき、国はどう解決するのか?
    過酷な労働と低賃金に嫌気がさして「どろん」する者が急増するが、これらが社会秩序や治安の乱れになる恐れがある。
        その対策をどのようにしてゆくのか?
          等々
これらにしっかり対応するため、顛末を今、総括しておくべきである!
「問題は先送り」では済まない。
パソナが儲かる人材ビジネスだけで論じて良い訳が無い!!

総括は良い事も悪い事も含め、客観的に整理して「公文書」で残すことである。
但し、この公文書作成は財務省はノータッチにすべき、彼らは「公文書改竄」の癖があるから・・・

とにかく日本人は全て総括せず曖昧にする。
そして、同じことを繰り返す!

モノづくりの原点…それは「人と社会を結ぶ応用技術」

応用技術で暮らしを支えるモノづくりを。
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