No.75 生きるすべ
2020年になった。
日本の2025年問題まで、あと5年。
そして老齢大国の2045年問題まで、あと25年。
それに対処する令和時代!
令和の実質初年の年頭にあたり、基本的な思いを書いてみる。
こんな言葉を知っているでしょうか?
「寄らしむべし、知らしむべからず」
すなわち、「為政者は人民を施政に従わせればよいのであり、その道理を人民にわからせる必要はない」という程の意味である。
これは、政治を行う者の普遍的なやり方を言い表しており、時代や体制は無関係である。
当然、現在にも当てはまる。
次の3つのキーワードをよく見聞すると思う。
① アベノミクス ・・・経済は成長するんだゾー
② 1億総活躍社会 ・・・国民全員で頑張るんだゾー
③ 働き方改革 ・・・働き過ぎはよくない、自分に適した働き方で、みんな豊かになるんだゾー
これらは耳障りの良い(即ち、意味が分からない)表向きの言葉であり、本当の意味(狙い)は裏にある。
当然「ウラ」を知っておかねばならないので、独断偏見のAIで「本当の狙い」を読み解く。
①アベノミクス
経済は良くなるゾ! 株も上がるゾ! 給料も上るゾ!と並び立てて、借金返済40%の国家予算を増加させ続けること。
当たり前のように一般予算は100兆円を突破! これを誰も何とも思わなくなった(・・・シメシメ)
「なんぼでも金使えるゾー! ワーイ!」
誰が? いつ? どうやって? 返すの? ・・・「そんなことワシら知るかい!」
・・・後の世代で何とかするやろ!! いよいよになれば「徳政令」がある
経済は実質何も変わっちゃいない!
②1億総活躍社会
老人も働けヨー 主婦も働けヨー その代わり「社会保険料払えヨー」 ・・・半分は企業が払えヨー
・・・年金を当てにするなヨー 2000万円は自分で何とかしろヨー
年金は75歳からにするゾー 主婦パートも単独で社会保険料 取るゾー
・・・パートから保険料を徴収すると「手取り」が減る。 政治家・・・そんなこと知るかい
年金支給75歳!冗談かと思っていたら、現実のものとなる
恐らく、今後は年金支給が80歳になるだろう。
・・・そのため、しきりに「人生100年時代」と煽っている!
「60歳からは年金で豊かな老後!」、「年金の100年安心プラン!」 ・・・あれは火星の話だったのか?
③働き方改革
「移民を50万人」入れるゾー その家族を含めると200万人入ってくるゾー 「みんな覚悟しとけヨー」・・・政治家
受け入れた「地方」や「コミュニティ」の「混乱と治安悪化」の事なぞ、わしゃ知らんよー(政治家)
・・・「パソナ1社がボロ儲け!」すまんノー なんせ私竹中は裏の顔が「パソナの代表取締役」じゃきに・・・
これからは分業で収入下がるヨー そやから「副業」してもエエヨー
なんじゃこれは?
冒頭の言葉をもう一度読み返して下さい。 ・・・その通りでしょ!
そこで:
だから、国や政治に期待せず、自分で「生きるすべ」を身に着けることが肝要なのである。
以下に、その「すべの断片」を紹介する。
1.他者や社会に流されないこと
特にマスコミ、メディアは要注意! ニュースでも解説でも、絶対に本当のことは伝えない。
従って、大勢の逆を行くべし
昔から言われる「人の行く、裏に道あり花の山」
・・・多数のタレントや芸能人達が「えへらえへら! ふざけあう」多くの低俗TVなぞは絶対に見ないことだ!!
(自分も知らず知らずの内に、低俗に感染する・・)
2.付和雷同しないこと
賢人は「和して同ぜず」
自分は自分、人は人、これを常に意識すること。
例えば、ボーリングが流行ったらボーリング、麻雀が流行ったら麻雀、ゴルフが流行ったらゴルフ、人は常に流行に流される
テレビで食材を紹介したら、スーパーに押し寄せて売り切れる!
こんな情けない人間にだけはなるな!
・・・自分の行く先の遠い将来を見つめ、独自の人生像を想い描き実行すべし
3.常に「そなえる」こと
飯が喰える「免許、国家資格、特技」など
爪を砥げ! 牙を磨け!
・・・その場になってからでは遅い。
(私の実例:19歳の頃、社会人になって「飯が喰えなくなった時」の為に、資格を用意した)
・・・因みに、私が得意な電気分野での主要な国家資格は3種類を全て18歳で取得済みだった。
(ここで云うのは電気で飯が喰えなくなった時の事を考えた「そなえ」である)
例えば、大型特殊自動車免許、けん引免許などの運転免許
いよいよになれば、建設機械のブルドーザーやトレーラーの運転で飯を食う! つもりだった。
しかし幸いに、その時はやって来ず、電気の世界だけで飯を喰って来れたのだが・・・
・・・要は、どんな状況になっても、自分と家族が暮らしていけるように「そなえておく」ことである!
「私は、これが出来る!」と云えるものを持つ事だ!
4.決めたらやる
しかも、最も効率的な方法で! 方法は一つではない。
どうしたら早く実現できるか? 一所懸命考えたら、必ず良い道が見つかる。
そして、見つけたら投げ出さない。
最後までやる!!
5.食い物と喰う方法を身に着けておく
それは、食べられる物か? 腐っていないか? どうやって食べるか? どこで手に入れるか? など
山の食べ物、川の食べ物、海の食べ物、全般に渡って熟知しておく
市販品の「賞味期限・・・」に惑わらされてはいけない。
いよいよになったら、自分で食べ物を確保する「すべ」が必要。
・・・これで自分と家族が生きるために喰える
みんなと一緒!の思想では「みんなと一緒に落ちる」ことになる。
「自分は違う!」と自覚することが、全ての始まりである。
参考になることを期待する。